ドクター・ドレーが病院へ緊急搬送
ラッパー兼プロデューサーのドクター・ドレーは、ギャングスタ・ラップと呼ばれるスタイルを音楽界で確立した伝説的なラップグループN.W.A.の初期メンバーで、ソロに転身してからもデス・ロウレコードを立ち上げデビューアルバム『クロニック(The Chronic)』が大ヒット。
スヌープ・ドッグやエミネムなどのアーティストを発掘するなど、これまでヒップホップ界に大きな影響を与えただけでなく、インタースコープ・レコーズの創設者ジミー・アイオヴィンと共にビーツ・エレクトロニクスを設立し、低音にこだわったヘッドホンを爆売れさせ実業家としても大きな成功を収めた。
そんなドクター・ドレーに脳動脈瘤が見つかり、現地時間1月4日にロサンンゼルスのシダーズ・サイナイ医療センターに緊急搬送されたと米TMZが報じている。ドクター・ドレーは、ICUに搬送されまだ退院していない状況だけれど、容体は安定していると関係者は話しており、医師は出血した原因を探すために一連のテストを行なっているよう。
プライベートでは24年連れ添った妻のニコール・ヤングとドロ沼離婚裁判中で、1月13日に裁判が行なわれる予定だけれど、ドクター・ドレーは入院していることからその日に裁判があるかどうかは不明となっている。(フロントロウ編集部)