2020年6月に離婚を申請したことが報じられたラッパー兼プロデューサーのドクター・ドレーと妻のニコール・ヤング。今回ニコールがドクター・ドレーにサポート金として1ヵ月に約2億円を求めていることが発覚した。(フロントロウ編集部)

ドクター・ドレーの元妻がサポート金を要求

 1996年5月に結婚したドクター・ドレーと妻ニコール・ヤングは、その後トゥルースという息子とトゥルーリーという娘を授かり、仲良し家族としてファッションイベントなどに揃って登場していた。

画像: ドクター・ドレーの元妻がサポート金を要求

 しかし、2020年6月。突如、ドクター・ドレーが約24年間連れ添ってきた妻ニコールと「和解しがたい不一致」を理由に離婚を申請したことが報じられた

 そこで当然注目されたのは、ドクター・ドレーの約800億円もある資産。離婚報道がされた時、プリナップ(婚前契約)は無いと報じられていたけれど、じつは契約していたよう。しかし、ニコールは婚前契約の無効を訴えており、「アンドレ(※ドクター・ドレーの本名)は、婚前契約に署名するように私に圧力をかけたことを恥ずかしく思っていることを認め、目の前で契約書のコピーを複数引き裂きました。彼が契約書を破った日から、私たちは二人とも、婚前契約はなく、それは無効であり、価値がないものであるという認識でいました」と、婚前契約をした約2年後にドクター・ドレーが書類を破ったことで契約は無意味なものになったと法的文書で主張していることを米TMZが報じている。

 このようになにかと問題が浮上して、なかなか前に進まないドクター・ドレーとニコールの離婚協議だけれど、ここへきてニコールがドクター・ドレーに一時的なサポート(支援)として月に約2億円(1,936,399ドル)を求めているとTMZが報じた。その内訳の一部がこちら。

クリーニング代:月約110万円(10,000ドル)
服代:月約1,485万円(135,000ドル)
お勉強代(授業料と生活費):月約660万円(60,000)
エンターテイメント代:月約9,900万円(900,000ドル)
慈善活動代:月約1,375万円(125,000ドル)
住宅ローン:月約1,100万円(100,000ドル)
電話&通信費:月約220万円(2万ドル)

 毎月洋服に1,000万円以上をつぎ込むのはさすがだけれど、電話代と通信費はどう考えても毎月200万円はいらないはず。そんな驚きの数字を合算すると、月に約2億円が必要だと主張しているニコール。

 TMZによると、ニコールはドクター・ドレーのサポートに依存するつもりではなく、あくまでも一時的なものとして考えているとのこと。一方で、ドクター・ドレーはニコールのこの要求を拒否するとみられている。

 莫大な資産を持っているだけに、お金で揉めるのは最初から分かっていた話。一体この離婚協議はどうなるのか。

(フロントロウ編集部)

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