アン・ハサウェイ、なんと呼ばれたい?
映画『プリティ・プリンセス』で人気を博し、その後も『プラダを着た悪魔』や『レ・ミゼラブル』で演技派としての地位を築き、最近では『魔女がいっぱい』で怖すぎる魔女を演じて新たな一面を披露したアン・ハサウェイだけれど、じつは私たちは、アンの名前の呼び方を間違っていたかも…?
新型コロナウイルスでロックダウン中のイギリス・ロンドンを舞台に、アンが演じるリンダが宝石強盗をしでかす映画『Locked Down(原題)』が、1月14日より、ストリーミングサービスHBO Maxで配信開始。
そのプロモーションのためにアンは米トーク番組『Tonight Show』に登場したのだけれど、司会者のジミー・ファロンは映画よりもまず、アンの名前の呼び方が気になってしまったよう。
アン・ハサウェイがアンと呼ばれたくない理由
ジミーは、アンの友人たちは彼女のことを“アニー”と呼んでいることに気がついたことで、アンに何と呼ぶのが良いかと質問。すると、この時を待ってましたとばかりに「ちょっと名前について話して良い?」と身を乗り出したアンは、ある過去の出来事を話し始めた。
アンによると、彼女は14歳の時に1つの広告に参加したことで、全米映画俳優組合のカードをゲット。その登録のために名前を聞かれたアンは、自分の本名をそのまま使ったそう。とくに問題はないように思えるけれど、それによって、ファンや関係者からその後ずっと“アン”と呼ばれることになるということまで考えていなかったという。
しかしアンは、なぜこんなにもアンと呼ばれることを嫌がっているの? じつはそこには、こんな秘密が。
「私のことをアンって呼ぶのは母だけで、しかもそう呼ぶ時は母が本気で私に怒ってる時なの。もうすっごくね。だから、公の場所に出て行った時に誰かが私のことを名前で呼ぶと、その人が私に怒鳴ると思っちゃう。“アン!”って言われると、“何?私、何かしちゃった?”ってね」
家族や友人からは基本的にアニーと呼ばれているけれど、母が怒っている時にだけアンと呼ばれるため、アンと呼ばれるととっさに不安に駆られてしまう。怒っている時は怒鳴られるとか、逆に敬語になるだとか、家族の話し方の違いによる“恐怖”は誰しもが共感できるのでは?
とはいえ、それが名前の呼び方となると大変そう。彼女的には、呼び方はアン以外なら何でも良いとのこと。(フロントロウ編集部)