デビュー曲「drivers license」が大ヒット
『ハイスクール・ミュージカル：ザ・ミュージカル』のニニ役で知られるオリヴィア・ロドリゴが2021年1月8日にリリースしたデビュー曲「ドライバーズ・ライセンス（drivers license）」が、2021年最初のサプライズヒットとなっている。
同曲は、Apple MusicやSpotifyのグルーバルチャートで首位を獲得するなどリリース直後からヒットとなったほか、ホリデーソングではない楽曲として、Spotifyのグローバルチャートにおいて1日に史上最も再生された楽曲にもなっている。
.@Olivia_Rodrigo's "drivers license" breaks its own record for the biggest single day streams for a non-holiday song in global Spotify chart history (#1 with over 13.628 million).
— chart data (@chartdata) January 14, 2021
テイラー・スウィフトがオリヴィア・ロドリゴを称賛
異例とも言えるスピードでの大ヒットとなった「drivers license」には、セレブたちも賛辞を寄せており、オリヴィアが幼少期から憧れているテイラー・スウィフトもその1人。
「drivers license」は、リリースから間もなくしてiTunesで３位にランクインしたのだけれど、同曲の上位の1位にはテイラーの「イッツ・タイム・トゥー・ゴー（It’s Time to Go）」が、2位には「ライト・ホウェア・ユー・レフト・ミー（Right where You Left Me）」がランクイン。
2020年12月13日のテイラーの30歳の誕生日には、「ハッピーバースデー、ママ」とテイラーを“母”になぞらえて祝福するほど彼女を崇拝しているオリヴィアは、テイラーの楽曲に続けて自分の楽曲がランクインしたことがとても嬉しかったようで、「アメリカのiTunesチャートでテイラーと並ぶことができるなんて。私、涙の水たまりの中にいるよ」と嬉しくて号泣する様子を伝えるコメントと共に、ランキングのスクリーンショットを自身のインスタグラムに投稿した。
すると、その投稿になんとテイラー本人からコメントが。テイラーは「さすが、私のベイビー。本当に誇りに思うよ」とメッセージを寄せ、自身を“母”と崇める“娘”のオリヴィアを祝福した。
オリヴィアがテイラーからの称賛を振り返る
そんななか、今回オリヴィアがApple Musicとのインタビューに応じて、テイラーが自身の投稿にコメントしてくれているのを見つけた時のことについて振り返った。
インタビューの中で、テイラーについて話が及ぶと、「テイラーと直接会ったことはないのだけど、テイラーの『ラヴァー』に収録されている『Cruel Summer』をカバーしたことがあって」とオリヴィア。
「変な感じなんだけどね、それをインスタグラムのライブ配信でカバーしたら、テイラーが見つけてくれて、彼女のストーリーに載せてくれたの。『最高。本当にありがとう』って思った。思い切り叫んだよ。本当に興奮した」とテイラーが以前、自身の「Cruel Summer」の弾き語りカバーを絶賛してくれた時のことを振り返り、「私は世界一のスウィフティー（※）で、いつも彼女に向けてツイートしたり、彼女についてのことを投稿したりしているの。それが、17歳の女の子である私が正直に感じている気持ちだからね」と、テイラーへの愛を改めて語った。
※テイラーのファンの愛称。「Swifties（スウィフティーズ）」
続けて、「ただ、今回については、爆睡していたところに友達から電話がきて、『ちょっと待ってよ。朝の6時なんだから、2時間後にかけ直してもらえる？』って感じだったんだけど、友達から、『いや、それじゃダメなんだ。インスタグラムをチェックしてみて』って言われたの。それで、寝起きの微かな意識のなかで携帯をチェックしてみたら、テイラーが私の写真にコメントしてくれていたの」と語り、今回テイラーが自身の投稿にコメントしてくれたのを発見したのは、友達から早朝に電話がかかってきたのがきっかけだったことを明かしたオリヴィア。
「もう天に召されそうだった」と彼女はテイラーからのコメントを発見した時のことを振り返っている。「本当にそんな感じだったの。物心ついた時から彼女のことを尊敬していたから、本当に優しい人だなって思った」。
尊敬してやまないテイラーからのコメントは、オリヴィアにとって思わぬ“寝起きサプライズ”となったよう。（フロントロウ編集部）
