複数の女性とのメールのやりとりや、プライベートなインスタグラムのアカウントが流出したことによって、“裏の顔”が明らかになった俳優のアーミー・ハマーが、出演予定だった新作ドラマ『The Offer(原題)』を降板したことがわかった。(フロントロウ編集部)

アーミー・ハマーが映画に続きドラマも降板

 映画『君の名前で僕を呼んで』などの出演作で知られる俳優のアーミー・ハマーが、パラマウントのストリーミングサービス「パラマウントプラス(Paramount+)」で配信予定の新作ドラマ『The Offer(原題)』を降板したことを、米Varietyほか複数のメディアが伝えている。

 『The Offer』は、1972年に公開されたマーロン・ブランド&アル・パチーノ主演の名作映画『ゴッドファーザー』制作の舞台裏を描く実話をもとにした作品で、アーミーはこのドラマの主人公で『ゴッドファーザー』のプロデューサー、アル・ラディを演じる予定だった。Varietyが関係者から聞いた話では、現在、制作側は新たな主役探しに追われているところだという。

画像: アーミー・ハマーが映画に続きドラマも降板

 今回の降板の件について、パラマウントからもアーミーからも正式な発表はコメントはないが、複数の女性とのメールのやりとりや、プライベートなインスタグラムのアカウントから不適切な内容の動画や写真が流出したことが関係しているとのこと。

アーミー・ハマーをめぐる“疑惑”の数々とは?

 事の発端となったのは、アーミーと複数の女性とのやりとりが記されたダイレクトメッセージ(DM)の流出騒動。流出したメールには、SM願望に加え、食人願望やレイプ願望といった性的願望を持っていることを感じさせる内容のものも含まれていたことから、その“ヤバさ”にファンが騒然とする事態に。

画像: アーミー・ハマー、DM流出騒動が原因で新作ドラマ『The Offer』を降板

 さらに、その後、アーミーがごく親しい友人や知人にだけ共有しているインスタグラムの裏アカから、プライベートな動画や写真が次々と流出。そのなかのひとつである“匂わせ動画”に映っていた、ベッドの上で四つんばいになる下着姿の女性のことを、アーミーが「ミス・ケイマン」と称したため、ケイマン諸島で毎年開催されているミスコンの優勝者と勘違いする人が続出し、アーミーと面識すらない現役のミス・ケイマンが情事の相手としてネット上で拡散され、とんだ風評被害を受けることに。事態を重く見たアーミーは地元紙に謝罪文を掲載。さらに現地の警察から厳重注意を受けることとなった。

 アーミーは流出したDMは「デタラメだ」と主張している(※)が、この騒動がきっかけで、ジェニファー・ロペスと共演予定だった新作映画『Shotgun Wedding(原題)』への出演を辞退。米Deadlineによると、『Shotgun Wedding』を降板したのと同日に、キャストとして名を連ねていたUCP制作の新作ドラマ『Gaslit(原題)』への出演も見送ったといい、この流出騒動が原因でキャリアに大きな傷がついてしまった。
※流出した裏アカについては自分のものであると認めている。

 ちなみに、気になる今後の活動だが、ひとまず2021年は映画『オリエント急行殺人事件』の続編で、「エルキュール・ポアロ」シリーズの第2弾である映画『ナイル殺人事件』の公開を控えている。(フロントロウ編集部)

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