『ブラックパンサー』のワカンダ王国を舞台としたドラマの制作が発表された。シリーズのライアン・クーグラー監督が手掛ける。(フロントロウ編集部)

ディズニープラスでワカンダ王国のドラマ

 ディズニーは、『ブラックパンサー』シリーズのライアン・クーグラー監督の制作会社であるProximity Mediaと、5年間のテレビ独占契約を結んだと発表した。

 そして、映画『ブラックパンサー』で登場したワカンダ王国を舞台にした、ディズニープラスでのドラマシリーズの制作もあわせて発表された。

 クーグラー監督は現在の進行状況について、「僕たちはすでにいくつかのプロジェクトの中にいるし、それをシェアできる日が待ちきれないよ」とコメント。

画像: ライアン・クーグラー監督

ライアン・クーグラー監督

 また、ディズニーの会長であるボブ・アイガー氏は、これまでのライアンの功績を称えた。

 「ライアン・クーグラーは、唯一無二の語り手であり、その視点や幅は、彼をその世代において際立った映画制作者の1人としている。『ブラックパンサー』では、ライアンは画期的なストーリーとアイコニックなキャラクターを、リアルで、意味を持ち、記憶に残る方法で生み出し、文化的に重要となる瞬間を作った。私たちの関係性を強化し、ライアンと彼のチームとともに、より多くの素晴らしい物語を送り出せることを楽しみにしている」

『ブラックパンサー2』はどうなっている?

 クーグラー監督は、2022年に公開予定の『ブラックパンサー2』でも監督と脚本を担当する。しかし、2020年8月に、『ブラックパンサー』で主人公のブラックパンサー/ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンが、大腸がんにより43歳の若さで死去。

 2作目の撮影は2021年内にスタートすると見られているけれど、そのストーリーがどうなるかは明らかになっていない。

 しかし、チャドウィックの代役を立てることや、デジタル技術で彼を画面上に蘇らせることはしないと発表されている。

画像: チャドウィック・ボーズマン

チャドウィック・ボーズマン

 ファンの間では、レティーシャ・ライトが演じたティ・チャラの妹シュリをブラックパンサーとして描いてほしいといった声が多く上がっている。また、エリック・キルモンガーを演じた俳優のマイケル・B・ジョーダンも、再登場することに意欲を見せている。

 ワカンダ王国のドラマと同じくらい、『ブラックパンサー2』の展開にも注目が集まっている。(フロントロウ編集部)

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