ブリトニー・スピアーズが、自身のメンタルヘルスの問題に迫ったドキュメンタリー『Framing Britney Spears(原題)』について初めてコメントした。(フロントロウ編集部)

ブリトニー・スピアーズの未承認のドキュメンタリーが配信

 米現地時間2月5日に全米で配信されたドキュメンタリーシリーズ『The New York Times Presents(原題)』の最新作、『Framing Britney Spears(原題)』。これは、一部のファンたちが「#Free Britney(ブリトニーを開放せよ)」というスローガンを掲げて運動を行なっていることでも知られる、ブリトニー・スピアーズと父親による“後見人制度”をめぐる問題を中心に追ったドキュメンタリーで、ブリトニー本人の承認は得ていないものとなっている。

 現時点で日本で配信されるかは未定となっている『Framing Britney Spears』は、配信直後から全米で大きな話題となっており、ブリトニーが1998年から2002年まで交際していたジャスティン・ティンバーレイクに対し、ソロデビューするにあたりブリトニーとの破局をネタにしたとして批判が寄せられることとなったほか、マイリー・サイラスやルーシー・ヘイル、ケイシー・マスグレイヴスなど、セレブたちが続々とブリトニーにサポートの声をあげている。

ブリトニー・スピアーズが初コメント

 先日、ブリトニーが、「1週間私たちがずっと待ち望んでいた瞬間……スーパーボウルだよ!」と意味深な“タメ”を入れて叫ぶという動画をインスタグラムに投稿して、1週間にわたってファンの間で持ちきりになっていたドキュメンタリーに暗に触れたのではないかと話題になっていたけれど、今回、ブリトニーはドキュメンタリーの名前こそ挙げなかったものの、初めてドキュメンタリーについてのものと見られるコメントをSNSに投稿した。

 ブリトニーのメンタルヘルスの問題を追った内容になっている『Framing Britney Spears』。ファンの間では、自分たちの熱狂っぷりがブリトニーを追い詰めてしまったのではないかとして、「#WeAreSorryBritney(ブリトニーごめんなさい)」というハッシュタグが登場するなど、昨今のセレブとの向き合い方についての議論を巻き起こすほどの社会現象を起こしているこのドキュメンタリーだけれど、いつもSNSを通じて元気なキャラクターを届けてくれるブリトニーらしい明るい文章は今回も健在で、ブリトニーは2018年にパフォーマンスした「Toxic」のライブ映像と共に、花の絵文字を添えながらSNSに次のように綴った。

 「この『Toxic』のパフォーマンスが3年前だなんて信じられない! 私はいつだってステージの上が大好きだけれど、今はノーマルな人間でいられるように時間を取っているところなの。毎日の当たり前のことを楽しむのが大好き! 人にはそれぞれの物語があって、他の人の物語に対する考え方もそれぞれ。私たちはみんな、それぞれが明るくて素敵な人生を送っているの。覚えておいて、誰かの人生について自分がどれだけ知っていると思っていても、レンズの向こう側で実際にその人が送っている人生とは比べることができないの」

 ブリトニーは、2007年から自身の後見人を務めている父親ジェイミーが後見人から外れない限り、今後一切パフォーマンスをしないという姿勢をハッキリさせており、「今はノーマルな人間でいられるように時間を取っている」というコメントはこのことを指している可能性がある。

 ブリトニーは、2007年に精神的に不安定な行動が見られてから父親による後見人制度のもとに置かれており、法的な決断は後見人の管理下に置かれている。父ジェイミーは2019年までブリトニーの後見人を務めていたものの、彼に大病が判明してからは、ケアマネージャーであるジョディ・モンゴメリーが彼女の後見人を務めているものの、ジョディが後見人を務められるのは2021年2月までとなっている。(フロントロウ編集部)

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