ユニバの『ハリポタ』アトラクションで客が「とんでもない行為」に及ぶ

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ユニバで客の行き過ぎた悪ふざけが目撃される

　米フロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオ・フロリダのウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターにあるアトラクション「ハリー・ポッター・アンド・エスケープ・フロム・グリンゴッツ（和訳：ハリー・ポッターとグリンゴッツからの脱出）」で、客が悪ふざけの域を超えた「とんでもない行為」に及ぶ場面が目撃され波紋を広げている。

　映画『ハリー・ポッター』シリーズの世界観を再現したエリアに数あるアトラクションのなかでも、ファンからの人気が高いハリー・ポッター・アンド・エスケープ・フロム・グリンゴッツは、3D映像とライドが合わさった最新鋭の屋内型コースターで、ハリー役のダニエル・ラドクリフとハーマイオニー役のエマ・ワトソン、そしてロン役のルパート・グリントがこのアトラクションのためだけに“最後の冒険”として新たなシーンを撮影したことでも知られる。

　そんな超がつくほどの人気アトラクションの列に並ぶ客のひとりが、グリンゴッツ魔法銀行のホールで職務にあたる小鬼（ゴブリン）のアニマトロニクスの頭を“叩く”という暴挙に出た。

　その様子を撮影した動画がコチラ。

　動画の投稿者は「彼が叩いたのはニセモノ（＝人間じゃない）」と気にする素振りすらなかったが、精密機械を内部に搭載しているアニマトロニクスを触るだけでもNG行為なのに、叩くなんてもってのほか。もし従業員に目撃されたら、一発退場どころか、下手したら永久追放にもなりかねないほどの違反行為だけに批判の声が相次いでいる。

　ちなみに、ユニバーサル・スタジオと同じく、アトラクションにアニマトロニクスを採用しているディズニーランドでも、過去にアニマトロニクスを使った劇の上映中にゲストがステージに乱入し、セットの一部を破壊するという騒ぎを起こしたことがある。（フロントロウ編集部）