ジ・オーブリーズとして活動しているフィン・ヴォルフハルト
Netflixオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』や映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』などに出演して俳優として活躍しながら、ジ・オーブリーズとしてバンド活動も行なっているフィン・ヴォルフハルトが新曲「Sand In My Bed」をリリースした。
2019年に解散するまでカルプルニアでフロントマンを務めていたフィンは昨年、カルプルニアのドラマーであるマルコム・クレイグとのデュオとなるバンド、ジ・オーブリーズとして再始動。2020年1月にデビューシングル「Getting Better (otherwise)」をリリースして、3月にはデビューEP『ソーダー&パイ(Soda & Pie)』を発表した。
新曲「Sand In My Bed」をリリース
そして、ジ・オーブリーズは今回、新曲「Sand In My Bed」をリリース。バンドは先月にもシングル「No Offerings」をリリースしており、それ以来の新曲となっている。
「Sand In My Bed」は、新型コロナウイルスの感染拡大によって“失われてしまった”2020年の夏に捧げる新曲になっているといい、フィンは「夏の終わりを迎えたのに、Covidのせいでそのほとんどを享受できなかったという気付きにインスピレーションを得た曲なんだ」と米Consequence of Soundに語っている。
「ほとんどの時期で友達と離れていて、インターネット以外では繋がることができなかった。それに、僕らの2人ともが(学校を)卒業したんだ。多くのことが起きるはずだったのに、できることはあまりなかった。それで、僕らの時間がなくなってきているということを考えたんだ」とフィンは続けている。
「Sand In My Bed」では、「ベッドに入る前に砂を洗い落として」と、仲の良い人たちと海に入ることができる喜びを表現した歌詞が歌われている。
「Sand In My Bed」の音源はこちら。
ちなみに、フィンは「Sand In My Bed」でドラマ『ストレンジャー・シングス』のキャストと意外な形で共演を果たしており、スティーブ・ハリントン役のジョー・キーリーがミキシングに参加している。(フロントロウ編集部)