ベラ・ソーンがゼンデイヤと競わされてきた過去を振り返る
アメリカでは2010年～2013年まで放送されたディズニー・チャンネルのティーン向けテレビドラマシリーズ『シェキラ！』でブレイクを果たし、その後はシンガーやポルノ映画監督といった多岐にわたる分野で活躍しているベラ・ソーンが、同作で共演したゼンデイヤとの友情を振り返った。
米US Weeklyのインタビューに応じたベラは今回、「『シェキラ！』の時には多くの点で対立させられていた。いくつかのインタビューでも言ってきたことだけど、私たちは幼かった頃、ファーストシーズンの時には友人ではなくて、次の2シーズンで親しくなるということを経験したの」と告白。
その理由として、「誰かと競わされてなんかいなかったのに、突然、あらゆる人たちからお互いに競わされるというのはツラいものがあった。そうしたものが私たちの中に流れ込んできたの。それが原因で、私たちはファーストシーズンでは友達になれなかった」と説明して、周囲の人たちからゼンデイヤと競わされていたため、最初はお互いに友人になることはできなかったと明かした。
ベラはこれまでにもゼンデイヤと競わされてきた過去について語ってきており、昨年9月には、「世間は、同じ業界で育ってきた女性たちを競わせずにはいられないみたい。『ところで、あなたは何してるの？』みたいな。とにかく女性たちをあれこれ対決させるのが好きみたいね。私とゼンデイヤにとっては、番組（『シェキラ！』）の開始時点からずっとそうだった」と語り、『シェキラ！』の開始時点からゼンデイヤと競わされてきたと明かしていた。
ゼンデイヤとの友情を語る
最初は友人とはなれていなかったというベラとゼンデイヤだったけれど、転機になったのは、2人が2011年にディズニー・チャンネルの別のドラマ『グッドラック・チャーリー』に一緒にゲスト出演した時だったという。
米US Weeklyとのインタビューで、ベラは『グッドラック・チャーリー』の撮影中に「スタジオの中央での素敵な会話」をした時がゼンデイヤとの友情が芽生えた瞬間だったとして、「お互いに思っていることを話して、理解し合えた」とした上で、当時はまだお互いに幼かったものの、「幼いながらにも大人になることができた」と振り返った。
同じインタビューのなかで、主演を務める『ユーフォリア』の演技でエミー賞ドラマ部門の主演女優賞を受賞するなど活躍を続けているゼンデイヤについて、「ゼンデイヤは最高だよ。彼女のことはめちゃくちゃ愛してる」と、彼女への愛も語ったベラ。
「彼女はいつだって素晴らしかったし、これからもそうあり続ける。みんなにそれを見てもらえることを嬉しく思ってる。彼女はふさわしい評価を得られていると思う。私はそれが嬉しい」と、ベラはゼンデイヤの現在の活躍を嬉しく思っているとした上で、「周りの人たちからお互いを比較されると、『どうしてこういうことをするの？ 私たちが女性だから？』って思う」と続けて語り、今でもゼンデイヤと比較される時があることに改めて疑問を投げかけた。（フロントロウ編集部）
