俳優のジェームズ・フランコが、自身が立ち上げた演劇学校に通っていた複数の元生徒からセクハラで訴えられた裁判で、示談が成立したことが明らかに。(フロントロウ編集部)

ジェームズ・フランコがセクハラの被害者と和解

 映画『ミルク』や『127時間』などの出演作で知られる俳優のジェームズ・フランコが、現在はすでに閉鎖されている自身の演劇学校「Studio4」に通っていた複数の元生徒からセクハラで訴えられた裁判で、示談が成立したことを被害者側の弁護士がAP通信の取材で認めた。ただし、和解金の額といった詳細は明らかにされていない。

 さかのぼること約4年前の2018年。ハリウッドの元大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインによるセクハラ及び性的暴行事件がきっかけで活発化したMeToo運動によって、ジェームズがプライベートでセクハラやレイプまがいの行為に及んでいたことが、被害にあった女性たちの告発によって次々と明らかに。

画像: ジェームズ・フランコがセクハラの被害者と和解

 その翌年の2019年に訴えを起こしたStudio4の元生徒たちによると、ジェームズは授業の一環として全裸での乱交シーンの撮影を強要し、従ったら「映画の出演権が得られる」と生徒たちに信じ込ませていたという。また、問題のセックスシーンの“授業”に参加した生徒に、その様子を撮影することを許可する書類に無理やりサインをさせたことや、撮影中、彼女たちが局部を隠すために貼っていたプラスティック製の前貼りを剥がすなどのセクハラ行為に及んでいたことも、被害者やほかの生徒からの証言でわかっている。

 ちなみに、2018年に出演したトーク番組『The Late Show with Stephen Colbert(原題)』で、自身に対する相次ぐセクハラ告発に、「自分のしてしまったことには誇りを持って責任を取らなくちゃいけないと思う。僕の耳に入っている話の内容は正確ではないけれど、女性たちがこうして名乗り出ていることに関しては支持する。だって彼女たちは、これまで長い間、声をあげることができなかったんだから。彼女たちの行動を邪魔するようなことはしたくない」、「何か悪いことをしたなら、改めるのが僕のやり方だ。まずは(女性たちの声に)耳を傾けて学ぶことが大切だと思う。彼女たちの言葉を聞き、学び、自分の考え方を変えていきたい」と神妙な面持ちで語っていたジェームズ。

 しかし、元生徒からの訴えに対しては、弁護士を通じて「(被害者の主張は)虚偽で扇動的であり、法的にはなんの根拠もありません。集団訴訟を起こすことでできる限りの注目を集め、知名度を上げようとしているのです」と全否定しており、先ほどの言葉とは異なる反応を示している。(フロントロウ編集部)

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