トム・クルーズが『MI7』撮了後に向かった先は…
つい最近までイギリスを中心にヨーロッパで映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの最新作の撮影を行なっていた俳優のトム・クルーズが、クランクアップ後、内緒である場所を訪問していたことがわかった。
英The Sunによると、トムが訪れたのは英ロンドン東部にあるエクセル展覧会センター。普段は多目的展示場として使用されているが、現在は新型コロナウイルスのワクチン接種会場となっており、近々、NHSナイチンゲール病院のリハビリ施設も開設予定となっている。
映画の撮影を再開することができたのは“医療従事者のおかげ”と考えるトムは、新型コロナ禍で最前線で働く医療従事者に個人的に感謝の気持ちを伝えたかったそうで、施設をサプライズで訪問することを計画。トムが来ることはごく一部の関係者しか知らなかったといい、誰もが知る世界的スターの登場に施設のスタッフはただただ驚いていたという。
フロントロウでお伝えしたが、トムは昨年、『ミッション:インポッシブル7』の撮影現場で、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を確保していなかったスタッフに“ブチギレ”て、大声で公開説教。その時、現場にいた誰かが音声を流出させたことによって、「(あのようなことは)もう二度と見たくない!二度とだ!!言われた通りにできなければ、お前はクビだ!ここにいるクルーの誰かがまた同じことをしてるのを目撃したら、お前はここからいなくなると思え!」と、ものすごい剣幕でまくし立てるトムの肉声を全世界の人が耳にすることとなった。
この騒動をめぐっては「やりすぎ」という否定的な意見もあったが、コロナ禍での撮影を無事に終わらせることに相当なプレッシャーを感じていたというトムに同情する声が圧倒的に多く、関係者はThe Sunに、「トムが撮影現場でスタッフに暴言を吐いたことが全世界に知れ渡ったけど、あれは彼がパンデミックと真剣に向き合っていることの証明でもある」と語っている。
実際、撮影中は二重にマスクをするなど、人一倍、徹底した感染対策をしている姿を目撃されていた。(フロントロウ編集部)