ビヨンセの母が訂正したスピーチとは?
第63回グラミー賞で9部門と最多ノミネートされたビヨンセは、そのうちの「最優秀短編ミュージックビデオ賞」「最優秀ラップ楽曲賞」「最優秀ラップ・パフォーマンス賞」「最優秀R&Bパフォーマンス賞」の4つを受賞。
ビヨンセは2021年のグラミー賞で4つの賞を受賞したことにより、最もグラミー賞を受賞した女性アーティストという記録を樹立し、現在最もグラミー賞を受賞している指揮者のゲオルグ・ショルティの31回受賞という記録まであと3つというところまで迫った。
当然のことながらグラミー賞で賞を受賞したビヨンセはステージに立ち、受賞者スピーチを行なったのだけれど、そこでビヨンセは「私は9歳の頃から働いているけれど、こんなことが起こるなんて信じられません。これはとても不思議な夜です」とコメント。9歳の頃から必死に頑張って、グラミー賞を最多受賞した女性アーティストにまで登りつめたことをスピーチで語ったのだけれど、この部分をビヨンセの母であるティナがインスタグラムで訂正した。
ビヨンセは9歳からと言っていたけれど、ティナは「彼女は『9歳の頃から』と言っていたけれど、私は7歳の頃を覚えている!血と汗と涙の激しいトレーニング、ボーカルレッスン、ダンスレッスン、毎朝パパと一緒に走って歌って、パーティーやプロムに参加せず、外で遊ぶ機会もほとんど逃して」と、9歳どころか7歳の頃から音楽に身を捧げていたと明かした。
そしてティナはこれまでのビヨンセの頑張りや、ビヨンセが若いクリエーターを積極的に採用し、成長させていることなどを語ると最後に「あなたは本当に腰の低い一流の人!28個のグラミー賞だけではなく、あなたが今まで保ってきた素晴らしい人間性をとても誇りに思う」と、グラミー賞を最多受賞した女性アーティストであることだけでなく、ビヨンセの人間性も褒め称えた。
多くのアーティストのお手本となり、憧れになっているビヨンセ。幼い頃から多くのことを犠牲にしてきたビヨンセは、最もグラミー賞を受賞した女性アーティストという記録を手に入れた。
(フロントロウ編集部)