ビリー・アイリッシュが黒×ネオングリーンヘアを卒業
ここ約1年間、根元をネオングリーン、毛先をブラックに染めた個性的なヘアカラーがお馴染みとなっていたシンガーのビリー・アイリッシュが、プラチナムブロンドのウルフマッシュヘアに劇的イメチェンを遂げた。
まず初めに、動画を通じて新ヘアをお披露目したビリー。「みんなの予想は当たった?」というコメントとともに公開された映像には、陽気でレトロな音楽にのせて髪を揺らし、笑顔を見せるビリーの姿が。
服装もいつものルーズなシルエットではなく、「G」とロゴが入ったグッチ(Gucci)のコンパクトなカーディガンで、パッと見では別人かと思うほどの変身ぶりだった。
わずか6分で100万「いいね」
それからしばらくして、今度は写真を投稿したビリー。この投稿は、インスタグラム史上最速となる6分で100万「いいね」を獲得した。
イメチェンを予告していた
ビリーといえば、かつてはブルー系やシルバー、ラベンダーグレーといったさまざまなヘアカラーに挑戦していたこと知られるが、ここ1年ほどは、海外では「シャドウルーツ」もしくは「リバース・ルーツ」と呼ばれる黒髪の根元をネオングリーンに染めたカラーに落ち着いていた。
しかし、2020年末、世間の一部の人々の間で「いいかげん飽きた」、「もっと違うヘアカラーも見てみたい」、「そろそろイメチェンしてほしい」といった不満が噴出。
これにしびれを切らしたビリーは、インスタグラムストーリーで公開した動画で「みんな失せな。私のことをからかうのはやめてよね、もう!」とビリー節を炸裂。
「私は、みんなのためにアルバムを作ってるんだから。これ以上私の髪をネタにするなら、アルバムは出さないからね。黙りな!」と、当時制作中だった待望のニューアルバムを“人質”にとって、自分のヘアスタイルについてあれこれ言う人たちをジョーク交じりに牽制していた。
このとき、ビリーは、2月にApple TV+で配信が開始したドキュメンタリー『ビリー・アイリッシュ:世界は少しぼやけている』が世に出るタイミングで「(髪色もしくは髪型を)変えるから。それが1つの時代の終わりになる。新しい時代をあげるから…大事なお知らせもあるし、リリースだって用意してるんだから」と予告。アーティストとしての新たなチャプターの幕開けとしてイメチェンをすると示唆していた。
先日行われた第63回グラミー賞では、前年に引き続き、最優秀レコード賞を受賞したビリー。これも1つの節目となったと思われるが、予告通りイメチェンが遂行されたということは、新アルバムのリリースが近い?
あのシンガーたちの髪型に似てる?
ちなみに、イメチェン後のビリーの姿には、シンガーのレディー・ガガが一時期していた同様のヘアスタイルを彷彿とさせるというコメントや、新型コロナウイルスのワクチン開発に多額の寄付を行なったことでも話題となった大御所シンガーのドリー・パートンの定番のヘアスタイルにどことなく似ているといった感想も寄せられている。
(フロントロウ編集部)