イギリス王室のエリザベス女王に10人目のひ孫が誕生した。孫のザラ・ティンダルが自宅の浴室で出産。(フロントロウ編集部)

エリザベス女王の孫ザラ・ティンダルが第3子を出産

 エリザベス女王の長女アン王女の娘ザラ・ティンダル(旧姓:フィリップス)(39)が夫で元ラグビー選手のマイク・ティンダル(42)との第3子を出産。エリザベス女王にとって10人目となるひ孫が誕生した。

 マイクが自身のポッドキャスト『 The Good, The Bad & The Rugby』で、3月21日(日)にザラが自宅で出産したことを公表。「日曜日がさらに最高なものになりました。私たちに男の子が誕生したのです」と、夕方6時頃に約3740g(8ポンド4オンス)の元気なベビーが無事に誕生したことを報告した。

画像: エリザベス女王の孫ザラ・ティンダルが第3子を出産

 ポッドキャスト収録時には、まだ名前は決まっていなかったが、その後、英The Telegrahを通じて、第1子ミア・グレイス(7)、第2子レナ・エリザベス(2)に次ぐ第3子がルーカス・フィリップ・ティンダルと命名されたことが明らかになった。

急遽自宅バスルームの床で出産

 予期せぬ自宅出産となったことで、急遽、バスルームの床にマットを敷いて臨むこととなったというザラ。その模様について、マイクはこう振り返っている。

 「幸運なことに、うちの子どもたちみんなの出産に立ち会ってくれたザラの友人のドリーが訪問していたんです。彼女は僕よりも重要な存在かもしれない。それで、病院に行っている時間は無いと判断してくれました。僕は(自宅内の)ジムからマットを持ってきて、バスルームの床に敷きました。タオルを用意して、あとは応援するしかありませんでしたね」

 赤ちゃんの頭が出てきた直後に、出産をサポートする予定だった助産師2人が到着したそう。前夜から陣痛が続いており、あまりよく眠れず、当日は上の子2人を親戚に預かってもらっていたというザラ。分娩はかなりスムーズに進んだそうで、マイクは「全男性がこう言うかもしれませんが、彼女は戦士のようでした。女性というのはいつも勇敢です」とザラの雄姿についてコメントしている。産後の体調も良好で、出産の翌朝には夫婦で散歩に出かけたそう。

画像: 急遽自宅バスルームの床で出産

 自宅に戻って来たミアとレアは、「弟ができた事を最高に喜んでいた」とのこと。マイクは、まだ2歳のレアが「私のベイビー」とつぶやいて手を伸ばし、赤ちゃんを抱きあげようとしたという可愛らしいエピソードも明かした。

 2020年12月にザラが第3子を妊娠したことを公表した際には、「今度は男の子がいいですね。女の子はもう2人いるので。男の子がいいですが、どちらであっても私は愛しますよ。男の子であろうが、女の子であろうが。でも、どうか男の子でありますように!」と男児の誕生を願い、新型コロナウイルス(Covid-19)禍で授かった赤ちゃんだけに、名前は「コヴィー(Covey)かコヴィーナ(Covina)にしようかな」というジョークを飛ばしていたマイク。

 コロナとは関係のない「ルーカス」というファーストネームに続く、ミドルネームの「フィリップ」は、ザラの祖父であるエリザベス女王の夫フィリップ殿下とマイクの父フィリップにちなんだものだそう。(フロントロウ編集部)

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