ヘイリー・ビーバーがツイッターをやめた理由
シンガーのジャスティン・ビーバーの妻でモデルのヘイリー・ビーバーが、今年3月、「ジャスティンの妻」ではなく「ヘイリー」として、自分のこと知ってもらいたいとの思いから立ち上げたYouTubeチャンネルでツイッターをやめた理由を語った。
精神科医のジェシカ・クレモンズ氏と2つのパートに分けてメンタルヘルスについて対談を行なったヘイリーは、2018年にジャスティンと結婚して想像以上に注目を浴びるようになったことで、SNSが自分にとって悪影響を及ぼす環境へと変化したことを告白。
とくに結婚した当初はヘイリーに対する世間からの風当たりが強く、SNSで誹謗中傷されることもしょっちゅうだった。「私が最も苦労したのは体形や外見、行動を比べられるといった、比較の部分だった。大勢の人から同じことを何度も何度も言われると、頭が混乱してきて、すべてのことに疑問を抱くようになった。『私には見えていないもので、彼らには見えているものがあるんだろうか?』って」。こう話すはヘイリーは、精神的にかなり追い詰められていた時期もあったそうで、そのことがツイッターをやめることへつながった。
「私はもうツイッターをやっていない。なぜなら、ツイッターをやっているあいだ、有害な環境だと感じなかったことはないから。ツイッターのアプリを開くことを考えると、吐きそうなほどひどい不安に襲われる。だから、(アプリを)削除した」と語るヘイリーは、インスタグラムに関しても、“見るのは週末だけ”というルールを自分に課していたこともあるという。
そういえば、ヘイリーはつい最近ELLEのインタビューでもSNSとの向き合い方について語っていた。「結婚したての頃は隠れたくてしょうがなかった。みんなが私のプライバシーに土足で踏み込むのが耐えられなかった。みんなから攻撃されてる気がした。『匿名性はないの?それを取り戻す方法はないの?』って、そんなことばかり考えてた」とELLEに語ったヘイリーがたどり着いた解決策は、インスタグラムのコメント欄を閉鎖することだった。
現在、ヘイリーのインスタグラムは、彼女がフォローしている人だけがコメントできるようになっている。コメントを制限することで、「エンゲージメントが低下する」と戦略的な面から反対する声もあったが、このままでは気がおかしくなってしまうと思ったヘイリーは、「エンゲージメント?そんなことどうでもいい!」と無期限でコメント欄を閉鎖することにしたそう。
そのおかげで、インスタグラムのコメント欄が「自分を勇気づけてくれるポジティブなコメントだけになった」と、YouTubeにアップした動画で明かしている。(フロントロウ編集部)