映画『クリード』シリーズの最新作にシルヴェスター・スタローン演じるロッキー・バルボアが出演しない理由を、主演のマイケル・B・ジョーダンが明かした。(フロントロウ編集部)

マイケル・B・ジョーダンが『クリード3』について語る

 先日、インスタグラムでファンから『クリード3(仮)』に出演するかどうか聞かれたシルヴェスター・スタローンが「出演しない」と答えたことが大きな話題となったが、『クリード』シリーズで主人公のアドニス・ジョンソンを演じる俳優のマイケル・B・ジョーダンが、その理由について米IGNのインタビューで語った。

 かの名作映画『ロッキー』のスピンオフとして制作された『クリード』シリーズは、シルヴェスター演じるロッキーの亡き親友アポロの息子アドニスを主人公とした作品で、ロッキーとアドニスが二人三脚でトレーニングを積みボクシングのチャンピオンを目指すという物語として知られる。

 しかし、ご存じの方も多いと思うが、シルヴェスターはシリーズ第2弾の『クリード 炎の宿敵』の完成後、ロッキー役から引退することを非公式に発表。自身のインスタグラムにアップした動画を通じて、「自分のストーリーはすべて語られた」、「(マイケルが)その役目を引き受ける番だ」と後継のマイケルにすべてを譲る考えを明らかにしていた。

画像: マイケル・B・ジョーダンが『クリード3』について語る

 『クリード3』で監督も務めるマイケルは、「スライ(シルヴェスターの愛称)が、この作品のために戻ってこないということを明らかにしたけど、彼の本質と精神、つまりアドニスのなかにはつねにロッキーの要素がある。でもこれは、『クリード』のフランチャイズであって、僕たちは彼を中心とした物語と世界を構築していきたいと思ってるんだ」と、シルヴェスターが身を引いたのはロッキーではなくアドニスが主人公の物語を次のステップへと進めるためなのだと説明。

 さらに、「彼が築き上げてきたものをリスペクトしているし、愛着もあるけれど、僕たちはアドニスと彼が作り上げたファミリーを前進させたいと思ってるんだ。だから、僕が考えていること、そして僕らが作ろうとしているものをみんなが気に入ってくれることを願っている。きっと特別なものになると思う」と続けた。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.