200億円超えのプライベートジェットを所有するドレイク
イギリスを拠点にする国際的な音楽業界の団体であるIFPI(国際レコード連盟)が発表した、2020年に最も売れたアーティストのランキングで3位にランクインし、フューチャーとの「Life Is Good」も最も売れたシングルの8位にランクインしたドレイク。3月には最新EP『スケアリー・アワーズ2』をリリースし、同作に収録されている「What's Next」、「Wants and Needs」、「Lemon Pepper Freestyle」の3曲すべてが全米シングルチャートのベスト3にランクインするなど、長きにわたってシーンの第一線に君臨している。
音楽活動の他にも、ブランドOVO(オクトーバーズ・ベリー・オウン)を監修するなど、様々な分野で成功を収めているドレイクは、当然、資産も多く、2019年には200億円(1億8,500万ドル)以上の値でボーイング767を購入。今回、そのプライベートジェットに乗り込むドレイクをカメラがキャッチした。
ドレイクがプライベートジェットでお出かけ
米現地時間4月13日、ドレイクがロサンゼルスに所有している滑走路に車で乗り付けたところをカメラがキャッチ。当然ながら、ドレイクが空港まで乗ってきた車も高級車で、約1億9,800万円(180万ドル)の値がするメルセデス・マイバッハ G650 ランドレーに乗り、空港に乗り付けた。ちなみに、ドレイクが乗っているのは彼専用にカスタムされたモデルで、世界で99台しか製造されていない激レアなモデルだという。
その後、ドレイクは2019年に購入したプライベートジェットに搭乗。このプライベートジェットには、パステルブルーの機体のエンジン部分に「エア・ドレイク(Air Drake)」の文字が、ボディには、自身が監修するブランドOVO(オクトーバーズ・ベリー・オウン)のシンボルであるフクロウのマークが入っており、ドレイクらしさが全面に出たデザインとなっている。
その後、カメラはこのプライベートジェットが飛び立ったところまでを写真に収めたのだけれど、機体の底部にも、ドレイクらしいデザインが。そこには、デカデカと次のようなメッセージが描かれていた。
「If You're Reading This We Left(もしあなたがこれを読んでいるなら、俺たちは出発したということだ)」
ドレイクのファンであればお気づきだろうけど、これは、ドレイクが2015年にサプライズでリリースした、日本語では『もしあなたがこれを読んでいるなら、もう手遅れということだ』を意味するアルバム『イフ・ユーアー・リーディング・ディス・イッツ・トゥー・レイト(If You're Reading This It's Too Late)』のタイトルをもじったもの。
思わず「でしょうね」とツッコミが入りそうだけれど、地上からこのプライベートジェットを見かけたすべての人たちに、“ドレイクが出発した”ことを伝えられるメッセージとなっている。(フロントロウ編集部)
公開後、アルバム『イフ・ユーアー・リーディング・ディス・イッツ・トゥー・レイト』の日本語訳を追記しました。