2人がしていたのは“当たり障りのない話”
現地時間4月17日、ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で執り行われたフィリップ王配（享年99歳）の葬儀にウィリアム王子とヘンリー王子が参列。2020年3月をもって王室を離脱したヘンリー王子は、現在、ウィリアム王子をはじめとする主要王族の面々とギクシャクした関係にあると言われていることから、その動向に注目が集まっていた。
葬儀の最中は、変に勘ぐられることがないよう2人を近づけないようにするといった配慮がなされたが、葬儀後、ウィリアム王子の妻キャサリン妃の計らいによって2人だけで話をする場面も。
あの時、2人は一体どんな話をしていたのか？ 気になる会話の一部内容が読唇術のプロによって明らかになった。米Page Sixによると、2人はいたって平和で当たり障りの話をしていたようで、ウィリアム王子が「（葬儀について）ああ、素晴らしいものだったね」、「本当に美しかった。とくに音楽が良かった」と言ったのに対し、ヘンリー王子は「彼（フィリップ王配）が望んだ通りのものだった」と答えたという。
また、その後、ヘンリー王子とウィリアム王子は、父チャールズ皇太子を交えた3人で数時間かけてじっくり話をしたと英The Sunは伝えている。関係者いわく、話し合い自体は非生産的だったが、冷え切った兄弟関係、そして父子関係の修復という意味では「進歩があった」と言えるものだったそう。
その一方で、叔母のアン王女や叔父のエドワード王子は、ヘンリー王子に対して冷ややかな視線を向けていたと言われている。王室の面々との関係修復について、ヘンリー王子自身どうしていいかわかっておらず、イギリスへ渡る前に父であるチャールズ皇太子に和解の手紙を送ったとも。しかし、王室離脱や暴露インタビューなど色々とあっただけに、そう簡単に“はい、仲直り”となるわけもなく、依然としてヘンリー王子とチャールズ皇太子やウィリアム王子をはじめとする王室メンバーのあいだにはすきま風が吹いている。
ちなみに、ヘンリー王子は妊娠中の妻メーガン妃と幼い息子のアーチーをアメリカに残していることから、葬儀後、すぐにでも帰国すると報じられていたが、数日後に迫った祖母であるエリザベス女王の誕生日（4月21日）まで滞在を延長するとウワサされている。（フロントロウ編集部）
