ヘイリー・ビーバーのSNSとの向き合い方
シンガーのジャスティン・ビーバーの妻でモデルのヘイリー・ビーバーが、過去にSNSが原因で精神的に落ち込むことが多々あったことを教訓に、現在はインスタグラムを開くの「週末だけ」というルールを自分に課していることを米Harper's Bazaarのインタビューで明かした。
インスタグラムやツイッターといったSNSは、とくに若い世代にとって欠かせないツールとなっているが、不特定多数の人たちからの誹謗中傷コメントによって精神的に追い込まれたり、他人と自分を比較して落ち込んだりする人も少なくない。
ヘイリーもSNSが持つネガティブな力に影響されたひとり。「一瞬にして、いとも簡単に真っ暗な穴に落ちてしまう。SNSをひとたび開いて何かひとつでもクリックしたら、次々と見てしまって、そこから抜け出せなくなるだけでなく、自分を貶めてしまうことになる」と話すヘイリーは、「みんなベストなものだけを見せて、それ以外は隠してる。私たちが見ているのはその人のごく一部でしかない」と人々が陥りやすいSNSの“盲点”を指摘。
実際、SNS上で他人と比較したり、比較されたりしたことによって自己嫌悪に陥ってしまったことがあるというヘイリーは、SNSと距離を置く必要があると感じ、ツイッターをやめた。さらに、インスタグラムに関しても「月曜から金曜は見ない」と決め、アプリを開くのは“週末だけ”というマイルールを作った。どうしても平日に何か投稿したい、もしくは投稿する必要がある時は、仕事関係の知人に投稿・管理をお願いしているそう。
つい最近、ELLEのインタビューでもSNSとの向き合い方について語っていたヘイリー。「結婚したての頃は隠れたくてしょうがなかった。みんなが私のプライバシーに土足で踏み込むのが耐えられなかった。みんなから攻撃されてる気がした。『匿名性はないの?それを取り戻す方法はないの?』って、そんなことばかり考えてた」というヘイリーがたどり着いた解決策は、インスタグラムのコメント欄を閉鎖することだった。
現在、ヘイリーのインスタグラムは、彼女がフォローしている人だけがコメントできるようになっており、そのおかげで、インスタグラムのコメント欄が「自分を勇気づけてくれるポジティブなコメントだけになった」と明かしている。(フロントロウ編集部)