スキャンダルによって出演を予定していた全作品を降板し、ハリウッドから姿を消した俳優のアーミー・ハマーの姿が久々にパパラッチされた。(フロントロウ編集部)

“ハリウッドから消えた”アーミー・ハマーの近影をキャッチ

 元交際相手の女性からレイプ被害を告発されて以来、表舞台から姿を消している俳優のアーミー・ハマーが、ケイマン諸島で複数の友人と食事をしているところをカメラがとらえた。

画像1: “ハリウッドから消えた”アーミー・ハマーの近影をキャッチ

 昨年7月に離婚を発表した元妻でタレントのエリザベス・チェンバースと子供たちが、現在、ケイマン諸島に暮らしていることから、アーミーもスキャンダルが発覚して以降、ケイマン諸島で隠れるようにしてひっそりと生活。

画像2: “ハリウッドから消えた”アーミー・ハマーの近影をキャッチ

 一応、今後の予定としては、映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ監督がメガホンを取ったコメディ映画『Next Goal Wins(原題)』と、映画『オリエント急行殺人事件』に続くシリーズ第2弾である映画『ナイル殺人事件』の2作の公開を控えているが、“残された唯一の作品”であったブロードウェイ作品『The Minutes(原題)』も降板するなど、これから先の活動の見通しは不明となっている。

アーミー・ハマーをめぐる疑惑と騒動を振り返る

 映画『君の名前で僕を呼んで』でティモシー・シャラメの相手役を演じてブレイクして以降、話題作への出演が目白押しで、今後さらなる活躍が期待されていたアーミーだが、関係を持った複数の女性から“裏の顔”を暴露されたことで、現在、俳優として窮地に立たされている。

 事の発端となったのは、アーミーと複数の女性とのやりとりが記されたダイレクトメッセージ(DM)の流出騒動。アーミーは「デタラメだ」と主張しているが、流出したメールには、SM願望に加え、食人願望やレイプ願望といった性的願望を持っていることを感じさせる内容のものも含まれていたことから、その“ヤバさ”にファンが騒然とする事態に。

 相次ぐスキャンダル発覚によって、ジェニファー・ロペスと共演予定だった映画『Shotgun Wedding(原題)』や、映画『ゴッドファーザー』制作の舞台裏を描く新作ドラマ『The Offer(原題)』、UCP制作のドラマ『Gaslit(原題)』、マッツ・ミケルセン主演の映画『The Billion Dollar Spy(原題)』など、出演を予定していたすべての映像作品の降板を余儀なくされた。

 また、アーミーは弁護士を通じて自身にかけられた疑惑を完全否定しているが、一連の騒動をうけて、所属する大手タレントエージェンシーのWMEはアーミーとの契約を解除。長年、パブリシスト(広報担当のエージェント)を務めてきた人物からも見限られたと米Hollywood Reporterは伝えている。(フロントロウ編集部)

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