ディズニー映画『クルエラ』のエマ・ストーンが、悪役を演じたことについてコメントした。(フロントロウ編集部)

エマ・ストーンがヴィランを演じた『クルエラ』

 ディズニーによる実写映画『クルエラ』は、『101匹わんちゃん』の有名ヴィランであるクルエラが主人公。

 ディズニーヴィランといっても魔法が使えるわけではないにもかかわらず、あくどいキャラクターとして人々の記憶に残る彼女も、夢を追う少女だった。70年代のロンドンを舞台に、ファッションデザイナーになることを夢見る少女エステラが、カリスマファッションデザイナーであるバロネスと出会い、クルエラになっていく様を描く『クルエラ』で主演を務めるのは、エマ・ストーン

画像: エマ・ストーンがヴィランを演じた『クルエラ』

 映画『ラ・ラ・ランド』や『アメイジング・スパイダーマン』などで知られ、これまで明るめのキャラクターを演じることが多かったエマが悪役を演じる姿には期待が高まるけれど、エマ自身も、悪役を演じることをエンジョイしたよう。

 「このキャラクターはすごく楽しいし、夢中にさせるもの。白黒のあのワイルドな髪、素晴らしいメイク、完璧にユニークな衣装を身につければ、クルエラ・デ・ヴィルになったように感じられる。悪役はいつだって楽しいものでしょう」

 ちなみに、最近では悪役を主人公にした作品が多数生み出されており、DCコミックスの悪役ジョーカーを主人公にした『ジョーカー』は大ヒットを記録した。

 そのテーマから、『クルエラ』は『ジョーカー』と似ているのではないかと考えるファンもいるのだけれど、エマはこのことについて、「『ジョーカー』とは様々な点で非常に違う(笑)。(『ジョーカー』の主演)ホアキン・フェニックスと自分を比べたことはみじんもない」コメントしている

『クルエラ』で描かれるエステラの才能

 また、エマは本作で悪役を演じたけれど、楽しかったのはクルエラの才能を深堀りすることだったと語った。

 「探求するのが最も楽しかったことの1つは、彼女のクリエイティビティ。彼女は自分がしていることに、非常に向いている。デザインというね」

 ロンドンのファッション業界が舞台の『クルエラ』では、スクリーンを飾るファッションは大注目のポイント。本作の衣装デザイナーであるジェニー・ビーヴァンは、撮影の前にイギリスのロンドン、アメリカのニューヨーク、そしてロサンゼルスにあるすべてのヴィンテージショップを回ったと明かしており、クルエラだけでなくバロネスなど、すべてのキャラクターの衣装は見逃せない。

 映画『クルエラ』は、2021年5月27日に劇場公開、5月28日にディズニープラスのプレミアアクセスで配信開始予定。(フロントロウ編集部)

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