ドリュー・バリモアが、母親になることについて、率直な思いを語った。(フロントロウ編集部)

ドリュー・バリモア、母親になり「孤独だった」

 映画『チャーリーズ・エンジェル』や『50回目のファースト・キス』で知られるドリュー・バリモアは、元夫のウィル・コペルマンと2人の子供を育てる親でもあり、コロナ禍でも子供たちとの生活に奮闘。そんな彼女が、母親としての苦労を語った。

 米『Dear Drew』のなかで、ファンからの質問に答える企画を行なったドリュー。ある人から、「自分がママになった時に予想していなかったことは何?」と聞かれて、こんな思いを明かした。

 「それはもう少しロマンチックで居心地の良いものになると思ってた。でもその代わりに、私はただ恐怖を感じてた。本当に睡眠が取れていなくて、食事もできなくて、常にナーバスで。そしてそれがどれだけ怖くて、気持ちが揺さぶられることになり得るのかを、誰も話してくれなかった。だから準備ができてなかった。それで孤独だった。だから、もし他のママたちでそう感じている人がいるのなら、あなたは1人じゃない。私もそう感じたんだよ」

 母親になることは、単純に神秘的なものであるわけではない。小さな赤ちゃんを育てることは大きな責任がともなううえ、身体的にも大変な負担がかかる。しかしそういった話がされてこなかったことで、自分は準備ができていなかったとして、ドリューは、現在孤独を感じている世の中のママたちに語りかけた。

 また彼女は、子育て中に自分1人の時間を作ることで罪悪感を覚えてしまうことについても話し、「そこにいる親で、他人にもっと子供と関わらなくちゃいけないと言われて叫びたくなっている人がいるのなら、あなたは1人じゃない」「ママに今に集中してほしいということについての私からのたった1つのアドバイスは、それは彼女が彼女自身である時ってこと。その時が彼女たちがここにいなきゃいけない時でしょう!」と、母親たちへの子育てに関するアドバイスが母親たちのためになっていないことを訴えかけた。

コロナ禍の子育てはさらに大変

 子育てについて率直な思いを語ったドリューは、過去にも多くの親から称賛されたことがある。子育てをしながら、新型コロナウイルスのパンデミックを乗り越えることは大変なもので、ドリューは米ニュース番組『TODAY』のなかで、コロナ禍の一時期は1日中泣いていたことを明かしている。

 ちなみに、ドリューによるトーク番組『The Drew Barrymore Show』で、俳優仲間のジェシカ・アルバもコロナ禍での生活について、「リアルな話、家族みんなに、私は家族と離れる時間が必要って言ったの。(友人の)ケリーと私は1週間旅行へ行くつもり。何をするかは決めてないけどね。ただただ、家族とはもう居れないって分かってる。もうたくさん。たくさん」明かし、多くの母親から称賛と共感の声があがっていた。

(フロントロウ編集部)

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