2019年の実写版『アラジン』には、ディズニーへのオマージュがある。映画を見る時にチェックしてみて。(フロントロウ編集部)

アニメやディズニーへの愛に溢れる実写版『アラジン』

 2019年に公開されたディズニー実写版の『アラジン』は、ランプの魔人ジーニーをウィル・スミスが見事に演じて話題となった話題作。

 大ヒットしたアニメ版へのオマージュなども多く含まれる本作では、その公開前に、アニメ版でジーニーを演じた故ロビン・ウィリアムズのジーニーとウィルのジーニーが一緒に並ぶイラストが公開され、多くのファンが涙したこともあった。

 そんな愛に溢れる『アラジン』では、ディズニーそのものへのオマージュも隠されている。

魔法のじゅうたんにご注目

 ディズニー映画といえば、さまざまな名作だけでなく、シンデレラ城に光がかかるオープニング映像も有名。そして『アラジン』のなかでは、そんなオープニングがこっそり再現されている!

 そのシーンは、アラジンとジーニーが洞窟を出た後、砂漠で話している時のこと。2人とは別に魔法のじゅうたんもその場にいるけれど、そこでじゅうたんは、砂で遊んでいる。そして作っているのが…、シンデレラ城!

 これだけなら、ディズニーランドにあるシンデレラ城を作っているということなのでは?と思ってしまうけれど、じゅうたんは最後に、ディズニーのオープニング映像と同様に砂をシンデレラ城の上に飛ばす!

 そのことから、ディズニーへのオマージュだと分かるシーンとなっている。魔法のじゅうたんによって砂で作られた小さなシンデレラ城には、なんだかほっこりしてしまう。

 ちなみに、『アラジン』におけるディズニーのリファレンスはこれだけでなく、ナオミ・スコット演じるジャスミン姫が、メナ・マスード演じるアラジン扮するアリ王子のアバブワ王国を探そうとして地図を見ているシーンでは、アメリカのフロリダ州にあるディズニーワールドのマジック・キングダムの地図が映し出される。(フロントロウ編集部)

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