パーソナルカラー別、似合うコスメの色
コスメのカラーは、人それぞれ似合うカラーが異なるけれど、そこには美容メディアやSNSでおなじみの言葉となっているイエベとブルベが大きく関係している。
それもそのはず、肌のアンダートーンが黄みがかっているか、青みがかっているかで分かれるイエベ(ウォームトーン)とブルベ(クールトーン)は、生まれ持った肌や瞳、髪に似合う色の傾向を表すパーソナルカラーのひとつ。そのため、自分にぴったり似合うコスメをゲットするには、パーソナルカラーと相性の良いカラーを覚えておくことが重要。
一体どのカラーが似合うのか、アイシャドウなどのカラーメイクや、チーク、リップのオススメカラーをご紹介。ちなみに自分がイエベとブルベかが分からないという人は、自宅で簡単に見分ける方法もあるから、事前にチェックしてみて。
イエベに合うコスメのカラー
アンダートーンが黄みがかったイエベの肌にもっとも似合うのは、アンダートーンと同じく黄みがかったカラー。メイクアップアーティストのダネッサ・ミリックスは、「イエローやオレンジ、ゴールドなどの温かいカラーや、ブラウンやモスグリーン、朱色などのカラーがオススメ」と米Who what wearで説明。黄み系カラーはもちろん、グリーンやブラウンなど黄色と相性が良いカラーを選ぶことがポイントのよう。
リップのカラーについては、メイクアップアーティストのアフトン・ウィリアムズが、「イエベなら朱色がかった赤リップや、自分の肌色に近いヌードカラーを選ぶといいよ」とコメント。このカラーを選ぶと、肌から浮いて見えたり、顔色や血色が悪く見えたりすることがないそう。
そのほかチークの色選びも迷うことがあるけれど、ここでも黄みがかったカラーを選ぶと失敗しにくい。とくにオススメのカラーについてメイクアップアーティストのティモシー・マッケイは、アプリコットのようなオレンジや、ブラウンに近いチークだと明かした。
ブルベに合うコスメのカラー
アンダートーンが青みがかったブルベは、青みがかったクールなカラーが好相性。ダネッサは、「ピンクやブルー、シルバーなどの涼しげなカラーや、ベリー系のカラーを選ぶと、肌に映えてよく似合うよ」と明かした。
似合うリップのカラーは、赤リップなら青みの強いレッド、ヌードリップならピンクに近いピンクベージュ系がよいそう。一方でオレンジに近い朱色や、肌色に近い濃さのベージュは、比較的似合いにくいため、購入するときには必ず試してから購入するのがオススメ。
またチークでは、ピンクやベビーピンクが肌にぴったりマッチするカラー。ちなみにオレンジのチークは、黄みの強いカラーを選ぶと肌が暗く見えることもあるのだという。
どの肌トーンにも合うカラー
似合うカラーを大きく分けるイエベとブルベだけれど、じつはその両方と相性のよいカラーもある。
そのカラーについてメイクアップアーティストのボビー・ブラウンは、「コーラルピンクやピーチピンクなどのカラーは、基本的にどんな肌のトーンでも似合うよ」と米Real simpleで明かしている。
コスメの色選びに迷ったときには、イエベやブルベといったパーソナルカラーに似合うカラーに頼ってみて。(フロントロウ編集部)