俳優のアンナ・ファリスが、元夫で同じく俳優のクリス・プラットとの息子ジャックに結婚に失敗しないためのアドバイスをおくった。アンナには二度、離婚歴があるだけにその内容はかなり現実的。(フロントロウ編集部)

アンナ・ファリスが息子に超現実的なアドバイスをおくる

 映画『キューティー・バニー』や『運命の元カレ』といったラブコメ作品への出演で広く知られる俳優のアンナ・ファリスが、自身がホストを務めるポッドキャスト番組『Anna Faris Is Unqualified(原題)』で、2017年に離婚を発表した元夫で同じく俳優のクリス・プラットとの息子ジャック(8)に結婚に失敗しないためのアドバイスをおくった。

 クリスの前に俳優のベン・インドラと結婚していたアンナには二度の離婚歴がある。まだ8歳のジャックに結婚に関するアドバイスをおくるのは早すぎる気もするが、自身の経験を踏まえて、今のうちに伝えておきたいことがあるという。

画像: アンナ・ファリスが息子に超現実的なアドバイスをおくる

 「ある意味、残酷な言い方かもしれないけど、8歳の息子にひとつだけ守ってほしいことというか、強く勧めることがあるとしたら『20代のうちに結婚しないこと』かな」

 2人目の夫クリスと結婚した時は30歳を過ぎていたが、最初の夫ベンと結婚した時はまだ20代だったアンナ。若さだけが離婚の原因ではないと思うが、結婚は楽しいことばかりではないので、恐らく「20代のうちに結婚しない=結婚に踏み切る前にじっくり考えてほしい」という親心が込められているのだろう。このアンナのアドバイスに、番組ゲストで作家のグレノン・ドイルも「(20代での結婚は)違法にするべき」と激しく同意していた。

クリス・プラットとの離婚原因は役者としてのライバル心

 ちなみに、以前、アンナは『Anna Faris Is Unqualified』で元夫2人との結婚生活がうまくいかなかった理由について、「2回とも結婚の相手は俳優だったけど、お互いに役者としての競争心をなくすことができなかった気がする。少なくとも私はプライドの高い人間だから、弱みを見せたくないと思っちゃった」と、自分なりに分析している。

 「競争心や比較の気配を感じた時、私はそれをうまく処理できなかった」と、私生活ではパートナーだけど仕事ではライバルという芸能人夫婦ならではの理由でギクシャクしてしまったことを明かしていた。

画像: クリス・プラットとの離婚原因は役者としてのライバル心

 恐らく日本での知名度はアンナよりクリスのほうが上だが、それこそ結婚した当初、アメリカではアンナのほうがクリスよりもはるかに名前が知られており、俳優としてはアンナのほうが格上だった。ところが、クリスが主演する映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が大ヒットしたことで、状況が一変。クリスはそこから俳優として大出世し立場が逆転した。離婚を発表した当初、そのことが破局の原因のひとつにあるのではないかというウワサがあったが、アンナの話を聞くかぎり、世間の予想はあながち間違っていなかったと言える。(フロントロウ編集部)

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