エリザベス女王がひ孫のリリベットと画面越しに対面
英王室のエリザベス女王が、ヘンリー王子とメーガン妃の第2子で自身にとってひ孫にあたるリリベット・ダイアナ・マウントバッテン=ウィンザーと、ウェブ会議アプリのZoom(ズーム)を使って対面を果たしたことがわかった。
現在、アメリカに拠点を置くメーガン妃は、自宅があるカリフォルニア州モンテシトからほど近いサンタバーバラ・コテージ・ホスピタルで出産。米Peopleによると、退院後、夫妻はすぐに遠く離れたイギリスに暮らすエリザベス女王に連絡を取り、画面越しにひ孫の姿をお披露目したそう。
コロナ禍で利用者が増えているZoomは、ヘンリー王子夫妻とエリザベス女王にとっても貴重なコミュニケーションツールのようで、ヘンリー王子は「(祖父母はZoomを通じて)息子のアーチーが走り回る姿を見ている」と、フィリップ王配が亡くなる前の今年2月に人気トーク番組『Late Late Show(原題)』に出演した際に語っていた。
ご存じの方も多いと思うが、2020年3月末をもってイギリス王室を離脱したヘンリー王子とメーガン妃は、以来、ロイヤルファミリーの面々とギクシャクした関係にあると言われており、今年3月にアメリカのテレビ番組で“暴露インタビュー”を行なったことで、さらに溝が深まったとも。
ただし、ヘンリー王子とメーガン妃は「エリザベス女王との関係は良好である」と一貫して主張しており、Peopleによると、夫妻は2022年6月に予定されているエリザベス女王の在位70周年を祝う、プラチナジュビリーの式典に出席することを検討しているという。また、ヘンリー王子が、ケンジントン宮殿に故ダイアナ元妃を讃えて設置される銅像の除幕式に出席するために、4月に行われたフィリップ王配の葬儀に続いて、7月に再び単身で渡英するという話もある。
ちなみに、ファーストネームの「リリベット」は、幼少期のエリザベス女王に家族がつけたニックネームで、故フィリップ王配も愛情を込めてエリザベス女王をこのあだ名で呼んでいたことで知られる。(フロントロウ編集部)