ディズニー実写映画『クルエラ』に出演したマーク・ストロングが、インビューで「悪役を演じることは楽しい」とコメント。(フロントロウ編集部)

ついに公開!『クルエラ』

 ディズニーの名作アニメーション映画『101匹わんちゃん』に登場するヴィランの、クルエラ・ド・ヴィルの若き日を描いた実写映画『クルエラ』。1970年代のロンドンを舞台に、ファッションデザイナーとしてひと花咲かせることを夢みるエステラが、持ち前のセンスや賢さ、自身の身に降りかかる悲劇をバネに“もう1人の自分”である「クルエラ」として頭角を現してゆく様子を描いている。

 主演を務めたのは映画『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞主演女優賞を受賞したエマ・ストーン。風呂場でも演技の練習をしたという彼女の悪役演技は、海外の批評家の間で高い評価を得ている。

 そんな本作に、バロネスの側近であるジョン役で出演したマーク・ストロングは、米CinemaBlendとのインタビューで、「悪役」演じることについて語った。

マーク・ストロング、「悪役を演じることは楽しい」

 カリスマ的なファッションデザイナー、バロネス(エマ・トンプソン)の側近でミステリアスな男ジョンを演じたマーク・ストロングは、映画『シャザム!』や『キングスマン』などで知られる俳優。

画像: マーク・ストロング、「悪役を演じることは楽しい」

 彼は、「みんながこう言うわけではないと思いますが、私は悪役を演じることは楽しいと常に思ってきました」と明かし、続けて「悪役というのは、現実にはそんなことをしないからこそ楽しめるキャラクターだと思うんです。フィクションという快適な空間の中で、意地悪や悪、不機嫌さを追求できるのです」と、悪役を演じることの良さを語った。

 さらに、「また、素晴らしい衣装やセリフを得ることもできます。この映画(『クルエラ』)で悪役を演じている二人の女性(エマ・ストーンとエマ・トンプソン)を見てください。二人とも素晴らしい見た目をしているし、とても楽しそうです」と、悪役だからこそ引き出せる俳優の魅力についてコメントした。

 マークは、映画『シャザム!』でDr.サデウス・シヴァナというヴィランを演じ、高い評価を得たことでも知られる。確かにヴィランは、ヒーローとは一味違ったダークな魅力をもっている。残念ながら、今後公開予定の『シャザム!』続編映画にはDr.サデウス・シヴァナ役で登場しないと同インタビューの中で語っていたが、今後彼のヴィラン演技がまた見られるのが楽しみなコメントとなった。(フロントロウ編集部)

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