ユニバーサル・スタジオであわや大惨事のトラブル
米フロリダ州オーランドのユニバーサル・オーランド・リゾートにあるアイランズ・オブ・アドベンチャーにオープンした、映画『ジュラシック・ワールド』シリーズを題材にした新作ジェットコースター「ヴェロキコースター(VelociCoaster)」にいち早く乗ったゲストが、信じられないトラブルに巻き込まれていたことがわかった。
米Inside The Magicに目撃者が語った話によると、グループで来ていた10代と思われる数名の客が、アトラクションの走行中、何を思ったのか一斉に大きなカップに入った氷を思い切り投げつけたそうで、氷はジェットコースターの車体だけでなく、列で待っていた客にも当たったという。
幸い、怪我をした人はいなかったが、当たりどころによっては大惨事になっていた可能性もある。身の危険を感じた目撃者の女性は近くにいたスタッフにそのことを報告。後ほどスタッフから「非常に長い期間、ユニバーサル・スタジオへの出入りを禁止された」ことを教えてもらったそう。
巨大な沼に面して建てられている屋外ジェットコースターのヴェロキコースターは、連続横回転など激しい動きが多く、万が一、走行中に何か物を落とした場合、水の中に落ちてしまう可能性があるため、原則、荷物の持ち込みが禁止されてる。彼らがどうやって氷が入ったカップを持ち込んだのかはわからないが、最大時速70マイル(約112キロ)で走るジェットコースターから氷をぶちまけるなんて言語道断。
ちなみに、今回のように意図的ではないものの、ヴェロキコースターではつい最近も走行中に女性客のウィッグが紛失するというハプニングがあったばかり。(フロントロウ編集部)