20年以上前のドレスが受け継がれる
映画『エンドレス・ラブ』や『青い珊瑚礁』などに出演し、自身のエッセイも出版したことがある、80年代を代表する俳優兼モデルのブルック・シールズは、1997年に男子プロテニス選手のアンドレ・アガシと結婚するも1999年に離婚。そしてブルックは2001年に脚本家のクリス・ヘンチーと再婚し、ローワンとグライアーという子供たちを授かっている。
そんなブルックの子供であるローワンが、アメリカの高校生にとって一大イベントであるプロムに参加。卒業を目前にした高校生たちが、ドレスアップして参加するプロム。
セレブの子供というだけで、他の生徒よりも注目されるローワンがプロムのドレスとして選んだのは、なんと1998年にブルックがゴールデン・グローブ賞授賞式で着用した真紅のドレス。
ローワンは時代を感じさせないベアトップのドレスを母親から受け継ぎ、見事に着こなしており、その様子をブルックはインスタグラムで公開。そしてその投稿には「1998年にゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、このドレスを着た時は特別な夜だと思っていましたが、娘がプロムでこのドレスを着ているのを見る心の準備は出来ていなかった。ママは誇りに思うよ!」というメッセージが添えられていた。
ブルックがゴールデン・グローブ賞にノミネートされたのは、後にも先にもこの時だけ。ブルックはその時に着用した思い出深いドレスを20年以上もきちんと保管し、娘へと受け継ぎ、そしてブルックの娘がそのドレスに新たな歴史を刻んだ。(フロントロウ編集部)