自身のアイディアをマーベルから却下されたとトム・ホランド
2016年にMCU映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初めてスパイダーマン役を務め、その後、『スパイダーマン』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズでスパイダーマンを演じてきた俳優のトム・ホランド。『スパイダーマン』シリーズの3作目となる新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(原題:Spider-Man: NoWay Home)』の公開が待ちわびられているトムだが、実は彼はこれまで、マーベル作品に俳優以外の形でも貢献してきたのだという。
英ラジオ局Capitalは6月1日、この日に25歳の誕生日を迎えたトムをお祝いするため、「僕は自分で脚本を書いたり、アイディアを書き留めたり、セットに関して思いついたことだったり、そういうものをマーベルに送ったりしていたんだよ」とトムが語る、秘蔵インタビュー映像をTikTokで公開した。
トムはそのなかで、「その大部分については、『ダメですね、これは酷いアイディアですよ』みたいなことを言われてしまうんだけどさ」と、自身の提案の大部分は却下されてしまうとしつつ、「そんな中でも、採用してもらえたものもあって、映画とかに反映されているんだ」と、実現した具体的な案は明かさなかったものの、マーベルに採用されたアイディアも一部あると告白。「そういうわけで、僕が映画に参加している形は俳優としてだけではないということなんだ」と続けた。
ところで、ここで気になるのが、トムはマーベルにどんなアイディアを却下されてしまったのかということ。番組の司会者もそのことが気になったようで、却下されてしまったアイディアをトムに尋ねると、トムは次のように明かした。
「『情熱的なセックスシーンを入れるべきだと思います』って言ったら、こう言われたんだ。『いや、それはないですね』ってね」。MCU作品にセックスシーンはNGだったよう。
ちなみに、ネタバレを厳しく制限していることで知られるマーベル作品の出演者のなかでも、屈指の“ネタバレ王”としても知られるトム。マーベル俳優としてはもう1人、ハルクを演じるマーク・ラファロも頻繁にネタバレする人として知られているのだが、マークはトムの誕生日をSNSでお祝いして、「僕や(監督の)ルッソ兄弟以上にMCUのネタバレをするトム、誕生日おめでとう」とトムをイジった。
(フロントロウ編集部)