ユアン・マクレガーの娘が根性を見せる
映画『スター・ウォーズ』シリーズや『ドクター・スリープ』、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』といったヒット作への出演でも知られる俳優のユアン・マクレガーが神父役で出演する映画『The Birthday Cake(ザ・バースデイ・ケイク/原題)』のプレミアが米ラスベガスのモブ・ミュージアムで開催。
同作で共同プロデューサーを務めたユアンの娘で、端役で出演もしているクララ・マクレガーが上映前のレッドカーペットに登場した。
フェンディ(Fendi)の爽やかなアイボリーホワイトのスーツに身を包み、カメラに向かってポーズを決めたクララだが、その顔には生々しい大きな傷跡が…。
本人がインスタグラムを通じて明かしたところによると、なんとプレミアの30分前に、とある犬に顔面を噛まれたらしく、ER(救急医療センター)で治療を受けたその足で会場に駆けつけたという。
どういういきさつで犬に顔面を噛まれるという不運に見舞われたかは明かしていないものの、プレミアの直前に顔に緊急処置を受けるほどのケガを負ってしまうなんて、普通ならば参加を辞退してもおかしくはない。予定通りにしっかりと顔を出すとは、クララが『The Birthday Cake』にかける情熱は並大抵ではないよう。
クララは「プレミアの30分前にある犬にER送りにされたとき」と顔面傷だらけで出席したプレミアやERでの治療中の様子を撮影したいくつかの写真をインスタグラムで公開。
「『The Birthday Cake』は劇評とビデオ・オン・デマンドで6月18日から公開されます」と、ちゃっかり作品の宣伝もしていた。
『The Birthday Cake』はどんな作品?
映画『The Birthday Cake』は、マイリー・サイラスやエイサップ・ロッキー、キッド・カディといったアーティストを手がけてきた音楽プロデューサーのジミー・ジャンノポロスの長編監督デビュー作。
亡き父の命日を記念した家族の集まりにケーキを持っていくという伝統を嫌々ながらも毎年続けている若きイタリア系男性ジオの物語を描いた犯罪ドラマ映画で、ジオは10周忌の集いにもケーキを持参するが、その途中で殺人事件を目撃。これがきっかけで人生を揺るがすような父の死の真相を知ってしまう…というあらすじとなっている。
主演は映画『BURN/バーン』のシャイロ・フェルナンデスが務め、ユアンのほかにも映画『トップガン』のヴァル・キルマー、ドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』のヴィンセント・パストーレ、ドラマ『ゴシップガール』のペン・バッジリー、ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』のアシュレイ・ベンソンといった多彩な役者たちが脇を固める。
クララは「ダイアナ」という役で出演しており、共演シーンの有無は不明だが、ユアンとは初の親子出演を果たしている。
クララは、ユアンと元妻でプロダクション・デザイナーのイヴ・マヴラスキの第1子にして4人姉妹の長女。以前はSNSでの言動がきっかけで、父との不仲がウワサされたこともあったが、本人は否定。
『The Birthday Cake』のプレミアにユアンは参加しなかったが、同作に一緒に携わったことが良好な関係を築いていることの証。映画の公式インスタグラムでは、ユアンとクララの仲睦まじい様子を写した貴重なツーショットも公開されている。
(フロントロウ編集部)