エミリア・クラークがMCU入り
2008年にフェーズ1が始まり、現在はフェーズ4に突入したマーベルによるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。フェーズ4からはドラマ作品も加わり、その世界観は拡大している。各新作では、昔からのキャストがメインのものもあれば、新キャストがマーベル入りしたものもある。
サミュエル・L・ジャクソンが演じるニック・フューリーを主人公に置き、地球人の振りをして何年も地球に生きている、姿形を変えることのできるスクラル人たちの内紛を描くドラマ『Secret Invasion』は、『キャプテン・マーベル』で初登場したスクラル人のタロスを演じるベン・メンデルソーンも登場するほか、エミリア・クラークがMCU入りしたことでも話題となった。
ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のメインキャラクターであるデナーリス・ターガリエン役で有名なエミリア。『ゲーム・オブ・スローンズ』からは、すでにジョン・スノウ役のキット・ハリントンやロブ・スターク役のリチャード・マッデンがMCU入りしており、さらにエミリアの名前が加わったことにファンは歓喜した。
エミリア・クラーク、“あのミス”が怖い
『Secret Invasion』の配信開始日は未定で、エミリアが演じるキャラクターの詳細も明らかになっていないが、エミリアはすでに「恐怖」を感じているそう。それは、ファンが多い巨大フランチャイズに参加するというプレッシャーから?と思いきや、その理由はマーベルが厳しく対策を取っている「ネタバレ禁止」にあるという。
「あの役を得る前に初めて話したマーベルの人たちは、セキュリティチームだったの。じつは、恐怖を感じながら過ごしてる。もし何かが起こって、私が何かを言ってしまって、チームで騒ぎになるんじゃないかって」
マーベルが出演俳優に対してネタバレしないよう厳しく指導しているのは有名なこと。とはいえ、スパイダーマン役のトム・ホランドとハルク役のマーク・ラファロというように、“ネタバレ王”として知られている出演者もいるが、そのせいでトムは撮影ギリギリまで台本を読ませてもらえなかったり、マークはスマホのメモにネタバレしてはいけないことをリスト化したりと、特別な対応を強いられてきた。
新キャストとしてMCU入りするうえで自分がネタバレしてしまうことが1番怖いと、ポッドキャスト『Happy Sad Confused』のなかで明かしたエミリアだが、「でも私は、そのすべてが好きなキャラクターを演じるよ」とのことで、作品に参加できることはとても楽しみなよう。
(フロントロウ編集部)