ブリトニー・スピアーズが父親ジェイミーによる成人後見人制度の終了を求めていた裁判で、判事がブリトニーの訴えを却下した。(フロントロウ編集部)

ブリトニー・スピアーズの訴えを裁判所が却下

 ブリトニー・スピアーズが2008年から続いている父親ジェイミーによる成年後見人制度の終了を求めていた裁判で、米現地時間6月30日、ロサンゼルス郡上級裁判所がブリトニーの訴えを却下した。

画像: ブリトニー・スピアーズの訴えを裁判所が却下

 ブリトニーは2008年に精神的に不安定な行動が見られてから、父ジェイミーによる後見人制度のもとに置かれ、法的な決断は後見人の管理下に置かれている。2019年にジェイミーに大病が見つかってからは、ケアマネージャーであるジョディ・モンゴメリーがブリトニーの後見人を務めているが、ジェイミーは現在まで、財政面の管理を担っている資産運用企業であるベッセマートラストと共に、後見人としての権利を持ち続けている。

 ブリトニーは以前より、父親ジェイミーによる後見人制度の終了を求めてきており、2020年11月に弁護士であるサミュエル・D・インガム氏を通じて、父親を後見人から外すよう求める訴状を裁判所に提出。先週6月23日には、自らリモートという形で初めて審問に出廷して、壮絶な環境に置かれてきたことを訴えたが、今回、その訴えが却下されることとなった。

 また、ブリトニーの訴えをめぐって父ジェイミーと、現在の後見人であるジョディ・モンゴメリーの間では主張が対立しており、父ジェイミーがブリトニーからの訴えについて自身は関与していないと否定した一方で、ジョディは、お金が必要になる場合はいかなる決断も父親ジェイミーを通す必要があるとし、父ジェイミーの主張に反論した。ジョディはまた、ブリトニーと同様に後見人制度を終わらせることを目指しているとも述べている。

 次回の審問は米現地時間7月14日に開かれる。(フロントロウ編集部)

 

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