アンバー・ハードが第1子を授かったことを公表
DCEU(DCエクステンデット・ユニバース)映画『アクアマン』などで知られる俳優のアンバー・ハードが代理母出産によって生まれた第1子ウーナ・ペイジ(Oonagh Paige)を迎えたことをSNSを通じて公表した。すやすやと眠るウーナを抱く親子写真を公開したアンバーは、母となった喜びについて次のようにコメントしている。
「このニュースをみなさんにシェアできることにとてもワクワクしています。4年前、私は子供が欲しいと決めました。自分流の方法でそうしたいと思いました。私たち女性にとっての宿命の最も根本的な部分の1つについて、このように考えられる素晴らしさに、今は感謝しています。子供が欲しいからという理由で結婚をしなくてもいいということが標準化される時が来ることを願っています。私のなかには、プライベートは他人には関係のないことだと正当化したいと考えている自分がいます。しかし、職業柄、それをコントロールできないことも理解しています。私の娘は2021年4月8日誕生しました。彼女の名前はウーナ・ペイジ・ハード。私の残りの人生の始まりです」
代理母出産を選んだ理由
アンバーの友人は、アンバーが代理母出産を通じてウーナを授かった経緯について、アンバーが自身が子供を産めない体だと知ったためだと米Paige Sixに語っている。
この友人は「ウーナはとてもゴージャスで、アンバーは夢中です。アンバーはずっと母になることを望んでいました。彼女にとってこれは最高の夢の実現です。ウーナをもたらしてくれた素晴らしい(代理母の)女性に心から感謝しています」ともコメント。
アンバーが代理母出産によりウーナを授かったことを世間に公表した理由は、さまざまな事情により子供を産むことができない女性たちに勇気を与えたいと考えたからだそう。
友人は「アンバーはウーナの誕生についてオープンにすることを最も重要なことだと考えています」「世間には不妊について語ることを不安に感じたり、恥ずかしいと感じたりしている女性がたくさんいます。アンバーはそんな女性たちにも“サポートされている”と感じて欲しい、子供を授かる方法は、ほかにもたくさんあるということに気づいて欲しいという思っています」と代弁している。
元夫ジョニーとの裁判中も母になる準備を進めていた
2016年に離婚を申請し、その翌年に正式に離婚が成立した夫で映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の俳優のジョニー・デップとの名誉棄損裁判が泥沼化していることで知られるアンバー。
2020年にイギリスで行なわれたジョニーが英タブロイド紙を訴えた裁判では、アンバーに軍配が上がる結果となったが、今後、ジョニーがアンバー本人を訴えたアメリカ本国での裁判が控えている。
4年前から母になることを計画していたというアンバーは、ジョニーとの裁判の最中も着々と子供を迎え入れる準備をしていたよう。
シングルマザーとして育てていく
アンバーは2020年1月頃からシネマトグラファーのビアンカ・ブッティと交際しているが、ビアンカはウーナの親になるわけではなく、アンバーはシングルマザーとしてウーナの唯一の親となることに「誇りを持っている」と友人がPage Sixに語っている。
ウーナのミドルネームである「ペイジ」は、2020年5月に63歳の若さでこの世を去ったアンバーの母ペイジにちなんでつけられたものだという。(フロントロウ編集部)