2015年にシングル「Pretty Girls」でブリトニー・スピアーズとコラボしたイギー・アゼリアが、ブリトニーが後見人から外すよう求めている彼女の父親から自分も脅迫されたことがあったと証言した。(フロントロウ編集部)

イギー・アゼリアがブリトニー・スピアーズをサポート

 2015年にシングル「Pretty Girls」でブリトニー・スピアーズとコラボしたラッパーのイギー・アゼリアが、父親ジェイミーとの後見人問題に揺れているブリトニーをサポートする声明を発表。そのなかで、かつてブリトニーとビルボード・ミュージック・アワード(BMAs)に出演した際、自身も彼女の父親から脅迫を受けたことがあったと打ち明けた。

 ブリトニーは父親ジェイミーを自身の後見人から外すよう求めている裁判で、米現地時間6月23日に初めて自ら証言を行ない、父親やチームから避妊リングを強制させられていたことや、結婚を制限させられていたことなどを打ち明けたほか、2013年から2017年にかけてラスベガスで定期公演を行なった直後に、ツアーに出ることを強制されたとも主張した。

 ブリトニーの証言を受け、ジャスティン・ティンバーレイクやクリスティーナ・アギレラら、多くのセレブ仲間たちがブリトニーをサポートする声明を発表してきたなか、今回、イギーもそうした声に加わり、長文のメッセージをツイッターに投稿して、「最低でも、彼女が虐待を主張する人物を彼女の人生から取り除くことは、人間の基本的な良識です。これは違法であるはずです」と、米現地時間6月30日にブリトニーの訴えを退けた司法を批判した。

自分も脅迫を受けたとイギー・アゼリア

 続けて、イギーは「2015年に一緒に仕事をした時、私は個人的に、ブリトニーが先週父親について述べていたことを目撃しました」と、ブリトニーが、彼女が証言したような仕打ちを父親から受けているのを実際に目撃したと打ち明けた上で、「私は彼女をバックアップし、世界にこう伝えたいと思います。彼女は誇張などしていませんし、嘘もついていません」と、ブリトニーの証言を支持した。

 「彼女が、実に奇妙で細かい部分ですら、制限されていたのを目撃しました。例えば、炭酸はどのくらいの量を飲んでもいいか、などです。それがどうして必要なのでしょう?」とイギーはブリトニーが様々なことを制限されていることに疑問を投げかけている。

画像: 2015年、ビルボード・ミュージック・アワード(BMAs)のステージで共演したブリトニー・スピアーズとイギー・アゼリア。

2015年、ビルボード・ミュージック・アワード(BMAs)のステージで共演したブリトニー・スピアーズとイギー・アゼリア。

 イギーは続けて、自身もブリトニーの父ジェイミーから脅迫に近い形で秘密保持契約に署名させられたことを明かして、「彼女の父親はうまい具合に、私たちがBMAsでパフォーマンスする直前の瞬間まで待った上で、バックステージの楽屋にいた私に、もしも秘密保持契約にサインしなければ、ステージにあがることは許可できないと言ってきました」と振り返った上で、「私に契約を迫ってきた彼のやり方は、ブリトニーが先週、ラスベガスの公演について話していた手法に似ていると感じました」とし、自分もブリトニーが主張したようなことを身をもって経験したと証言した。

 「ジェイミー・スピアーズは、脅迫のもとで文書にサインさせる習慣があるようです。そして、ブリトニー・スピアーズは、それが彼女のメンタルヘルスにネガティブな影響を与えたと明言したのですから、そのような男と一緒にいることを強制させられるべきではありません。これはまったく正しくありません」とイギーはこの文章を締めくくり、「#FreeBritney(ブリトニーを解放せよ)」のハッシュタグをつけてブリトニーの解放をサポートした。(フロントロウ編集部)

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