後見人問題に揺れるブリトニー・スピアーズについて母親がコメント
2008年から続いている父ジェイミーによる後見人制度の終了を求めて、裁判を行なっているブリトニー・スピアーズ(39)。米現地時間6月23日に行なわれた審問にリモートで出廷し、自身が置かれている「性的な人身売買」のような壮絶な環境を告白してファンの間に心配が広がることとなったブリトニーについて、今回、母親のリン・スピアーズがコメントを寄せた。
ブリトニーは父ジェイミーとおよそ1年にわたってコミュニケーションをとっていない一方で、2002年に30年の結婚生活の末にジェイミーと離婚した自身の母親であるリンとは、今もコミュニケーションをとっていると見られ、今年3月には、母リンから過去のパフォーマンス動画が送られてきたことをファンに明かしている。
リンは米The New Yorkerによる電話インタビューに応じて、ブリトニーの一件について次のようにコメントしたという。「すべてに関して、複雑な感情を抱えています。どう考えるべきかも分かりません。本当に辛いですし、とても心配しています」。
米The New Yorkerによれば、リンとのインタビューは先月に実施されたものだといい、「非常に丁寧だったものの、この一件の詳細の質問については回答を断わられた」とした上で、「小さな声で話しながら、家族が入ってきて報道陣に話しているのを見られたら電話を突然切るかもしれないと謝罪を受けました」と、インタビュー時のリンの様子について記されている。
母リンは今年4月、ジェイミーが後見人としてブリトニーから受け取っている「手続き上でも本質的にも不適切」な報酬に異議を唱える文書を裁判所に提出している。一方で、ジェイミーはリンの主張について「架空の議論」だと一蹴していた。
後見人制度の終了を訴えている一連の裁判については、ブリトニーの証言も実らず、米現地時間6月30日にブリトニーの訴えは却下されている。次回の審問は米現地時間7月14日に開かれる。(フロントロウ編集部)