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キーラ・ナイトレイのロックダウン中のコーデは毎日シャネル! あえてお気に入りブランドのアイテムを身につけていた理由って? (フロントロウ編集部)

キーラ・ナイトレイ、ロックダウン中のファッションは「毎日シャネル」

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のための都市閉鎖(ロックダウン)や外出自粛期間を経験した際、みなさんは毎日何を着ていただろうか?どうせ誰にも会わないのをいいことに、パジャマや部屋着でまる一日過ごすなど、オシャレは二の次になってしまった人は少なくないだろう。

 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『くるみ割り人形と秘密の王国』の俳優キーラ・ナイトレイは、生活の拠点とするイギリスが一度目のロックダウンに入った2020年春頃、なんと毎日シャネル(CHANEL)の洋服を身につけていたそう。

 シャネルの前クリエイティブ・ディレクターを務めた故カール・ラガーフェルドの寵愛を受け、ミューズの1人として、定番香水「ココ・マドモアゼル」のキャンペーンに起用されるなど、ブランドの発展に協力してきたキーラ。

画像: キーラ・ナイトレイ、ロックダウン中のファッションは「毎日シャネル」

 シャネルのファッションショーには、ほぼ毎シーズン顔を出してきただけに、同ブランドの洋服を毎日着られるほどたくさん所有しているというのは不思議ではない。それでも、6歳と1歳の子供がいる2児の母であるキーラが、出かけもしないのに連日シャネルの洋服でドレスアップしていたのには、ある2つの理由があった。


なかばヤケ? 毎日シャネルを着ていた2つの理由

 まず1つ目の理由は、せっかく持っているシャネルの洋服たちをただクローゼットで眠らせておくのはもったいないと思ったから。

 そして、2つ目は、子どもたちのためにも毎日ドレスアップをして気分を上げて、ハッピーな自分でいるほうがいいと思ったからだという。

 キーラは、ロックダウンの最中に家族と決めたルールについて英Harper’s Bazaarでこう説明した。

「うちの中庭にはトランポリンがあるんだけど、そこで遊ぶときは必ずドレスを着なくちゃいけないっていうことに決めたの。私は毎日、口紅を塗って、タンスの中にあるシャネルの洋服を片っ端から着ていった。娘のエディの髪にはシャネルのリボンを編み込んで、背中には天使の羽を背負わせた」

画像1: なかばヤケ? 毎日シャネルを着ていた2つの理由

 高価なシャネルのドレスを着てトランポリンで跳ねて遊んだら、何かの拍子にビリッと破けてしまわないかと心配になりそうなものだけれど、当時のキーラのメンタリティは“こうなったらもう楽しんだ者勝ち!”といったものだったよう。

「『まるで世界の終わりみたいな恐ろしい世の中になってしまったけど、そうなると、クローゼットのなかで、ただじっとしている美しい物たちの意味って何? 』と思った。子どもたちのためにも、ハッピーな気分でいることはすごく重要」と、得体のしれないウイルスへの不安や変わり果ててしまった世の中の状況から少しだけ現実逃避するために、毎日シャネルのアイテムで着飾ってやり過ごしていたと明かした。

 ちなみにキーラの夫でロックバンド、クラクソンズのメンバーのジェイムズ・ライトンはグッチ(Gucci)の鮮やかなターコイズブルーのお気に入りのスーツを着て、子どもたちとのトランポリンの宴に参加していたそう。

画像2: なかばヤケ? 毎日シャネルを着ていた2つの理由

 パンデミック禍は、情緒不安定になったこともあると認めているキーラ。ある時には、ジェイムズがお取り寄せした宅配野菜に大嫌いな根菜類しか含まれていなかったことが原因で自分を見失ってしまったそう。「根セロリなんて大嫌い! 」と思わずキッチンの床に投げつけてしまったといい、まるで5歳のようにダダをこねる自分を、当時5歳だったエディがギュッとハグして慰めてくれたという微笑ましいエピソードも明かしている。(フロントロウ編集部)

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