イギリス王室のヘンリー王子の妻メーガン妃が、うつを告白したテニスプレーヤーの大坂なおみに個人的にサポートを表明していたことが明らかに。(フロントロウ編集部)

メーガン妃がうつ告白の大坂なおみに密かにエールを送る

 今年5月、テニスの4大大会のひとつである全仏オープンで試合後の会見を行なわないことを発表し、その後、全仏オープンを棄権すると同時に、うつといったメンタルヘルスの問題を抱えていることを告白した大坂なおみが、米TIMEに寄稿したエッセイのなかで、自身の決断を支持してくれた人物のひとりとして英王室のヘンリー王子の妻メーガン妃の名前を挙げた。

 「私を支えてくれたすべての人に感謝したいと思います。名前を挙げるにはあまりにも多くの人がいますが、まずは私にとって最高の存在である家族や友人から始めたいと思います。彼らとの関係ほど大切なものはありません。また、私をサポートしてくれたり、励ましてくれたり、優しい言葉をかけてくれたりした著名人の方々にも感謝したいと思います。ミシェル・オバマ、マイケル・フェルプス、ステフィン・カリー、ノバク・ジョコビッチ、メーガン・マークル(メーガン妃)などが挙げられます」(※エッセイより一部抜粋)

 メーガン妃が大坂なおみへのサポートを公に表明したことはないので、恐らく個人的に連絡を取ったのだろう。今回初めて2人の交流が明らかになった。

画像: メーガン妃がうつ告白の大坂なおみに密かにエールを送る

 フロントロウでお伝えしたが、メーガン妃は今年3月に大物司会者のオプラ・ウィンフリーと行なった暴露インタビューで、ヘンリー王子と結婚後、連日のように続いたメディアによる執拗なネガティブキャンペーンや、ネット上の誹謗中傷によって精神的に参ってしまい、自殺願望を抱くほど追い詰められていた時期があったことを告白。同様に、ヘンリー王子も長年メンタルヘルスの問題に苦しんできたことで知られ、公の場で自身の経験について積極的に話をするなど、夫婦でメンタルヘルスの啓蒙活動に力を入れていることで知られる。

 ちなみに、このエッセイで大坂なおみは、「この数週間、大切な人たちと一緒に過ごして充電したあと、反省すると同時に前を向く時間ができました。東京でプレーできることをこれ以上ないほど楽しみにしています。オリンピックはそれ自体が特別なものですが、日本のファンの皆さんの前でプレーする機会を得られることは夢のようです。誇りに思ってもらえるようにしたいと思います」と、約2週間後に迫った東京オリンピックへの意気込みも綴っている。(フロントロウ編集部)

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