劇的に目ヂカラをアップさせるマスカラ術
目ヂカラのあるぱっちりとした目元をつくるため、マスカラ選びにはこだわっているという人は多いと思うけれど、より差をつけるためにこだわるべきは、その使い方。
メイクのプロによると手持ちのマスカラの使い方次第で、目ヂカラを抜群に高められるという。目ヂカラがぐんとアップする、マスカラの裏ワザを3つご紹介。
マスカラをまつげの根元と隙間に塗る
メイクアップアーティストのジェシカ・デベンが伝授したのは、まつげの根元と隙間にマスカラを塗るというテクニック。端が斜めになった細めのメイクブラシを使って、まつげの根元と隙間を埋めるようにマスカラを塗っていくという。
ジェシカによると、目にもっとも近い部分であるまつげの根元や隙間をしっかりマスカラで埋めることで、アイラインに近い効果が得られるため、目ヂカラを劇的にアップできるのだという。
黒目の上だけにボリュームマスカラを重ね塗り
目ヂカラをアップさせる方法としてマスカラの重ね塗りはおなじみだけれど、ただ複数のマスカラを重ねるのではなく、黒目の上だけにボリュームマスカラを重ねると抜群に目ヂカラをアップさせられるのだとか。
この裏ワザについて人気コスメブランドNARS(ナーズ)のグローバルメイクアップアーティストを務めるヴィンセント・フォードは、「黒目の上にあるまつげのみを濃くボリュームアップさせることでアクセントになって、目の縦幅を大きく見せられる」と説明し、目ヂカラのあるデカ目に仕上がると明かした。ちなみに1本目に使うマスカラは、どんなタイプでもいいそう。
重ね塗りの間にルースパウダーを使う
タイプの異なる2本のマスカラとルースパウダーを一緒に使うことで目ヂカラを高める「マスカラ・カクテル」という裏ワザもある。この方法は、モデルのケンダル・ジェンナーを担当するメイクアップアーティストのアイダン・キオーのイチオシ。
「マスカラ・カクテル」は、ルースパウダーをサンドイッチするように2種類のマスカラを塗る裏ワザで、通常の重ね塗りのステップの合間にルースパウダーをまつげに軽くつけるだけでOK。アイダンによると重ね塗りの合間にルースパウダーを取り入れると、マスカラにパウダーが付着してまつげに厚みが出るためボリュームがアップするという。この効果により、目が見違えるほど大きくぱっちり見えると話した。
プロの勧めるマスカラの裏ワザを取り入れて、いつものメイクとの差をくらべてみて。(フロントロウ編集部)