「テイラー・スウィフトに会いたい」
デビューシングル「drivers lisence」が空前の大ヒットを記録し、一躍トップアーティストの仲間入りを果たしたシンガーのオリヴィア・ロドリゴは、幼い頃からテイラー・スウィフトの大ファン。
テイラーに憧れて曲作りを始め、音楽界でのキャリアを志したオリヴィアは、SNSなどでも溢れ出る“テイラー愛”をずっと口にし続けていた。そんなオリヴィアは、ブレイク後に招かれた2021年のブリット・アワードで晴れてテイラーと対面。
テイラーから「娘」と呼んでもらったり、おそろい風の指輪をプレゼントされたりと可愛い後輩として寵愛を受ける存在になったほか、デビューアルバム『Sour』に収録された楽曲「deja vu」は、テイラーの楽曲「Cruel Summer」からインスピレーションを受けて制作した曲ということでクレジットに正式にテイラーの名前を加えるという形で間接的なコラボまで果たした。
ダヴ・キャメロン「大好きなアニメキャラを演じたい!」
ディズニーチャンネルのオリジナルムービー『ディセンダント』への主演でブレイクし、その後、映画やドラマ、シンガーとして活躍の場を広げているダヴ・キャメロンは、アニメ『パワーパフガールズ』の実写版に出演し、推しキャラであるバブルスを演じるという夢を叶えた。
実写ドラマの制作が発表される8年前の2013年、唐突に「私はただ本当に『パワーパフガールズ』の実写映画でバブルスを演じたいだけ」とツイートしていたダヴ。
I really just want to play Bubbles in a live-action Power Puff Girls movie.
— Dove Cameron (@DoveCameron) April 9, 2013
フロントロウとの独占インタビューで明かしたところによると、このツイートをしたことはすっかり忘れてしまっていたようだけど、実写ドラマのパイロット版が制作されるという発表をオンラインで知り、「オーディションを受けたい」とエージェントに連絡。奇遇にも制作側もダヴをバブルス役にと考えていたようで、トントン拍子に出演が決まった。
トム・ホランド「憧れのヒーローを演じてみたい!」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画『スパイダーマン』シリーズでスパイダーマンことピーター・パーカーを演じるトム・ホランドは、2013年に開催されたあるイベントのレッドカーペットで「もしスーパーヒーローを演じられるなら誰? 」と質問され、こう回答。
「スパイダーマンかな。10年後とかに、もしリブート版のリブート版が制作される…なんてことがあったらね」。
トムはその2年後の2015年にスパイダーマン役に大抜擢。2016年公開の映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』以降のMCU作品に同役で出演している。
ちなみに、映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』に主演する俳優のシム・リウも同作の制作が発表された際、マーベル・スタジオの公式アカウントに宛てて、「(出演の)話をしましょうか? 」とジョーク混じりにツイートしたところ、その翌年、本当に主役に抜擢されてしまうという夢のような出来事が起きた。
Well shit.
— Simu Liu (刘思慕) (@SimuLiu) July 21, 2019
ホールジー「大好きな俳優と付き合いたい!」
ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』や映画『X-MEN』シリーズのクイックシルバー役俳優で知られるエヴァン・ピーターズの大ファンだったシンガーのホールジーは、2013年に「エヴァン・ピーターズが私とデートするっていう署名を開始」とツイート。
その約6年後に、本当にエヴァンと交際するという夢を叶えてしまった。エヴァンがホールジーのツアーに帯同したり、お互いのSNSに登場したり、レッドカーペットイベントにも一緒に顔を出すなど、かなりいい感じだと思われていた2人だが、202年の春頃にホールジーがエヴァンとの写真をSNSから全削除。2人の破局は、あまり良い終わり方ではなかったと言われている。
デミ・ロヴァート「大舞台で国歌斉唱がしたい!」
ディズニーチャンネル出身のシンガーの中でも群を抜いて歌唱力が高いと言われるデミ・ロヴァートは、まだ18歳だった2010年に「いつか、スパーボウル(※)で国歌斉唱をしてみせる。いつかね…」とツイート。
※アメリカンフットボールの最高の大会であるNFLの優勝決定戦
One day, I'm gonna sing the national anthem at a super bowl. Onnnee dayyy....
— Demi Lovato (@ddlovato) February 7, 2010
その10年後、見事にその夢を叶えてみせた。
ダン・レヴィ「権威ある賞を受賞したい!」
カナダ発の大ヒット・シットコム『シッツクリーク』の原案を手がけメインキャラクターの1人として出演もしたダン・レヴィは、2019年のある日、自分のモテなさを悲観して「この顔じゃデート相手も見つからない。これはエミー賞でも獲るっきゃない」と自虐ツイート。
This face better win me an Emmy because it’s definitely not winning me a date. https://t.co/Lz7DYifpyL
— dan levy (@danjlevy) March 4, 2020
2020年に行なわれた第72回プライムタイム・エミー賞で、コメディ主要部門をすべて受賞するという歴史的快挙を成し遂げて世間の度肝を抜いた。
第一線で活躍するセレブたちは、それだけ夢を現実のものとする行動力やモチベーションが高いということなのか、ツイッターやインタビューなどでコメントした抱負や野望を実際に叶える人がちらほら。たとえダメもとでも、今回紹介したセレブたちのように、とりあえず目標や願望を口に出して言ってみると、夢に近づけるかも?(フロントロウ編集部)