ゾーイ・クラヴィッツがノーブラを強調した見出しをつけたメディアを批判
映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』や『ファンタスティック・ビースト』シリーズなどで知られ、マット・リーヴス監督による来たる新作映画『ザ・バットマン』ではキャットウーマン役に抜擢されるなど、近年評価を高め続けている俳優のゾーイ・クラヴィッツ(32)が、自身の写真を報じる際に性的な見出しをつけたメディアを批判した。
ゾーイは米現地時間7月25日、青のタンクトップにグレーのロングスカートというコーディネートでニューヨークにいる友達に会いに出かけたところをパパラッチされたのだが、この時にブラジャーを着けていなかったことから、一部のメディアで“ノーブラ”を強調した見出しをつけられることに。
一連のニュースはゾーイ本人の目にも入ることとなったようで、ゾーイはブラジャーを着けていなかったことを見出しに入れた英Daily Mailの記事と、米Just Jaredの記事のスクリーンショットをインスタグラムストリーズにアップして、「どうしてこの見出しがオーケーなの?」と批判。「進化しなければいけない時だよ」ともコメントして、改善を促した。
ゾーイの指摘は功を奏したようで、その後、少なくとも米Just Jaredはノーブラという文言を削除した新たな見出しに記事を修正している。
ゾーイは以前、2017年に英Graziaとのインタビューでファッションへのこだわりについて、「ファッションについて考える時、一度でも他の人がどう思うかを考えてしまったら、魔法を失ってしまうことになる」とした上で、「もし良い(と自分が思える)見た目になれたら、他の人がどう思うかは全く気にしないの」と語り、服装を決める上で他の人がどう思うかは気にしていないと明言している。
また、2018年に英Harper's BAZAARのインタビューに応じた際には、「女性たちの多くは、自分をより小さく見せて、大人しく、お行儀よく振舞うように言われていると思う。だから、ワイルドで騒々しくなって、屋根の上から自分らしさを叫ぶことを自分に許してあげることこそ、大胆で美しいことだと思う」として、物怖じせずに自分の思うことを伝えることの大切さについて語っている。(フロントロウ編集部)