テイラー・スウィフトお気に入りの“あのドラマ”に夢中
2016年のメットガラで出会い、秋ごろから交際をスタートさせたシンガーのテイラー・スウィフトと俳優のジョー・アルウィンは、この秋で交際5周年を迎える。
新型コロナウイルスの世界的蔓延が深刻化してからは、おもにジョーの故郷であるイギリスで外出自粛生活を送っていたと言われるテイラーとジョーは、ステイホーム中にテイラーが制作した姉妹アルバムの『フォークロア(Folklore)』と『エヴァーモア(Evermore)』でコラボ。
じつはピアノが弾け、音楽への造詣も深いジョーは“ウィリアム・バウリー”というペンネームで「Exile」「Betty」、「Evermore」、「Champagne Problem」「Coney Island」の5曲の共同作曲者にクレジットされている。
ジョーとは好きな曲を紹介し合っていることを以前Apple Musicのインタビューで明かしていたテイラーだが、お勧めし合っているのは音楽だけでなく、映画やドラマもお気に入りの作品を共有しているよう。
Netflixで配信中の恋愛映画『愛しい人から最後の手紙』に出演したジョーは、同作で妻役を演じたシャーリーン・ウッドリーとともに英Studiocanalの動画インタビューに登場。そのなかで、テイラーが以前から大ファンであることを公言しているドラマ『The Office(ジ・オフィス)』を“最近ハマっている作品”に挙げた。
テイラーについて公の場やインタビューで語ることはほぼ無いジョーは、今回もテイラーの名前は挙げなかったものの、一番最近観たドラマは『The Office』だと明かしたジョー。「(まだ観始めてそんなに経っていないから)先は長いけど、アメリカ版の『The Office』だね。今まで観たことがなかったんだ」とコメント。
テイラーの『The Office』好きは有名で、テイラーのファンならば、ジョーが同シリーズを観始めたのは、確実にテイラーの影響だろうとすぐに察する。
テイラーは、2011年にリリースした楽曲「ours」のミュージックビデオの舞台裏を『The Office』をパロディしたコメディ仕立ての映像として公開したことがあるほか、2020年の『Evermore』リリース後にファンへの感謝を伝えた際に同作の名物キャラクターであるドワイトが「Thank you(ありがとう)」とむせび泣くワンシーンのGIFを使用。これにドワイトを演じた俳優のレイン・ウィルソンが反応して、ユニークなやり取りを繰り広げたことも話題になった。
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— Taylor Swift (@taylorswift13) December 14, 2020
もともとは、イギリス版が放送されて人気を博したことでアメリカ版が誕生した『The Office』。セレブにもファンが多く、12歳で初めて同シリーズに出会ったというシンガーのビリー・アイリッシュは、9シーズン、計201エピソードある同シリーズを2020年夏の時点で15回も観たことを明かしていた。
感銘を受けた映画は『ノマドランド』
ハマっているドラマにはシュールな笑いがあとを引く『The Office』を挙げたジョーだが、一番最近観て感銘を受けたという映画は“現代のノマド”の実像を描き出したヒューマンドラマ作品『ノマドランド』だそう。
第93回アカデミー賞で計6部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、そして主演のフランシス・マクドーマンドが主演女優賞を受賞した『ノマドランド』は、ジョーの心にも響いたようで、1度と言わず何度も同作を観たことを明かしながら「本当に大好きな作品なんだ。ぐっと来る瞬間がいくつかある」と、思わず涙してしまったことも告白していた。
『ノマドランド』を観るジョーの傍らには、おそらくテイラーの姿があったはず。2人がどんな風に感想を語り合ったのか気になるところ。(フロントロウ編集部)