体当たりのスタントでおなじみ、トム・クルーズ
映画『ミッション:インポッシブル』シリーズをはじめとする数々のアクション作品で知られるトム・クルーズ。彼は危険なスタントシーンに体当たりで挑むことでも有名。
2017年に公開された映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』でトムと共演したジェイク・ジョンソンは、そんなトムのすごすぎる一面を米The Daily Beastとのインタビューで明かした。
同作でトム演じるニックの相棒、クリス役を務めたジェイクは、「爆発したビルを一緒に飛び越えた。崩壊した3階建てのビルの上にいて、僕は仰向けに着地し、痛みを感じたから何かミスが起こったと彼に言った」と、撮影当時の様子を振り返った。
そして、「すると彼は、『怪我をしたのか、痛いのか、どっちだ』と言った。僕は『何が違うんだ?』と聞いた。すると彼は『もう一回いけるのか、それともどこか負傷したのか』と言った。僕は『いや、つまり、またいけるよ』と答えた。すると彼は、『君は痛みがあるんだな。もちろん、痛いだろう。3階建てのビルから落ちたんだから』」と続けた。
この、“さすがトム・クルーズ”といえる発言にはジェイクもかなり驚いたようで、最高のシーンを撮影するために自分を極限まで追い込むトムの俳優魂には感銘を受けたという。
ちなみにトムは現在制作中の『ミッション:インポッシブル7』で、キャリア史上最も危険なスタントに挑んだという。これまでも高層ビルからダイブしたり、飛行機にしがみついて移動したりなど、あらゆる危険なミッションを行ってきたトム。今後『ミッション:インポッシブル』シリーズは宇宙で撮影されるかもしれないと言われおり、さらに危険なスタントが待ち受けているかもしれない。(フロントロウ編集部)