ジェイミー・スピアーズによるブリトニー・スピアーズの後見が終了へ
ブリトニー・スピアーズ(39)が2008年から自身の後見人を務めてきた父ジェイミー・スピアーズを後見人から外すよう求めていた裁判で、現地時間9月29日に最新の審問が行なわれて、ブリトニー側の主張がついに認められた。判事によって、父ジェイミーの後見人としての資格を停止するという判決が下された。
ジェイミーの正式な退任は次回の審問に持ち越されたものの、ジェイミーは今回の判決により、ブリトニーのキャリアや財政面を管理してきた彼女の後見人としての資格を失うことが決定した。
ブリトニーの弁護士を務めるマシュー・ローゼンガート氏は審問に先駆け、ジェイミーの退任を改めて求める請願書を改めて提出していた。ローゼンガート氏はジェイミーを後見人から外すべき根拠として、現地時間9月24日に米Huluで配信された新たなドキュメンタリー『Controlling Britney Spears(原題)』のなかで、ジェイミーがブリトニーを盗聴していたとする証言が伝えられたことを挙げ、即座の退任を求めた。ジェイミーはこの件で、FBIの捜査対象になったとも報じられている。
ローゼンガート氏はまた、今秋までに後見人制度そのものを終了させるため、そのための手続きに必要な30日の移行期間を設けることを求め、公認会計士のジョン・ゼイベル氏がジェイミー退任後に暫定的にブリトニーの後見人を務めることが決定した。
ジェイミー側は判決を受けて不服申し立てを求めたものの、判事から拒否された。判事は今回の判決について、ブリトニーにとって最善の措置だと強調している。ブリトニーの後見人制度自体を終わらせるための次回の審問は、米現地時間11月12日に行なわれる。(フロントロウ編集部)