2022年のNFL頂上決戦であるスーパーボウルのハーフタイムに行なわれるハーフタイムショーに出演するアーティストが決定した。(フロントロウ編集部)

ヒップホップ界のレジェンドがハーフタイムショーに

 毎年2月に開催されるNFLの頂上決戦であるスーパーボウル。2022年に開催される第56回スーパーボウルは、カリフォルニア州イングルウッドにあるSoFiスタジアムにて現地時間2月13日に開催予定となっている。

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 まだスーパーボウルに出場するチームは決まっていないものの、ハーフタイムに行なわれるハーフタイムショーでパフォーマンスするアーティストが決定した。

 これまでマイケル・ジャクソン、マドンナ、ビヨンセ、レディー・ガガ、ブルーノ・マーズなど数々の人気セレブたちがハーフタイムショーでパフォーマンスしてきており、出演することは一流アーティストの証。

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 そんなハーフタイムショーで2022年にパフォーマンスするのは、ドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、エミネム、メアリー・J・ブライジ、ケンドリック・ラマーといったヒップホップ界のレジェンドたち。

 2020年からライブミュージック・エンターテイメント・ストラテジストとしてハーフタイムショーを監修するロック・ネイションの代表であるラッパーのジェイ・Zは、ヒップホップ界のレジェンドたちの出演について「コンプトン出身の音楽の先見者であるドクター・ドレー、ロングビーチ出身のアイコンであるスヌープ・ドッグ、そして同じくコンプトン出身の若き音楽的パイオニアであるケンドリック・ラマーがセンターフィールドに立ち、一生に一度のパフォーマンスを行なう。彼らに加えて、天才的な作詞家のエミネム、時代を超えた女王メアリー・J・ブライジ...。これは歴史を作ることだ」と声明を出している。

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 また、ドクター・ドレーも「スーパーボウルのハーフタイムショーに出演する機会を得て、しかも自分の家の裏庭でできるなんて、僕のキャリアの中でも最大にワクワクするよ」と声明で語った。

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 スーパーボウルのハーフタイムショーは、2019年にNFLの人種問題に対する消極的な姿勢が反感を買い、セレブの間でもボイコット運動が広まったため、なかなかパフォーマーが決まらないという異例の事態が発生。ハーフタイムショーはお金を払ってまで出演したいというアーティストが多かったが、一時は出演することを拒否するアーティストが続出。

 しかし、2020年からジェイ率いるロック・ネイションが参入したことで、ジェイの橋渡しや、NFL での有色人種の雇用機会の平等が少しずつ進められていることもあり、2020 年はジェニファー・ロペスとシャキーラ、 そして2021年はザ・ウィークエンドが出演した。

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 ちなみに2022年のスーパーボウルはテレビ生放送のCM 枠の価格は高騰しており、ゲーム中に放送される30秒広告枠に約7億1,000万円(650万ドル)もの金額を支払うスポンサーが続出したと米ネットワークNBC Universalのダン・ラヴィンガーが米Varietyに語った。

(フロントロウ編集部)

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