ジャスティン・ビーバーと会うチャンスをふいにした理由
今年8月に閉幕した東京オリンピックの体操女子個人総合で優勝したアメリカ代表のスニーサ・リーが、ファッションの祭典として知られるメットガラ(Met Gala)で、大ファンだというシンガーのジャスティン・ビーバーと会うチャンスに恵まれるも断ってしまったことを人気トーク番組『エレンの部屋』で明かした。
約2年ぶりに開催されたメットガラでシンガーのリアーナやモデルのヘイリー・ビーバーとった、複数のセレブと接する機会があったというスニーサ。そこで、ジャスティンの妻であるヘイリーから、ジャスティンと会うことを提案されたという。
「ヘイリーと話をしたの。震えながら『スニです』って自己紹介をしたあと、(ダンスバトル番組の)『Dancing With the Stars (原題)』の最初のステージでジャスティンの「Stay(ステイ)」で踊ったことを伝えたの。そしたら、彼女が『ジャスティンに直接教えてあげたほうがいい』と言ってくれて。だから、『OK』って答えた」

しかし、いざ会うとなったら急に怖くなってしまったそうで、直前になって「無理。やっぱり会わない」とせっかくのチャンスをふいにしてしまったことを告白。
まさかの展開に驚いた番組司会者のエレン・デジェネレスが、「ジャスティンには挨拶をしなかったってこと?」と確認すると、スニーサは「ええ。すごく怖かったの」と答えた。さらに、ジャスティンのことをよく知るエレンから、“ジャスティンはすごく素敵な人だからいつか会えるといいね”と声をかけられると、「そう願ってる。私と妹は小さい頃、彼のポスターや毛布を持っていたんだけど、そのポスターには赤い口紅でキスの跡がついているの。だからジャスティン、もしあなたがこれを見ていたら、私があんなことを言ったのは忘れてね。ああ、本当は彼に会いたい」と本音を漏らした。
そういえば、スニーサと同じく“ビリーバー(※ジャスティンのファンの愛称)”で知られるシンガーのビリー・アイリッシュでさえも、普段のクールな姿とは打って変わって、憧れのジャスティンとの初対面にめずらしく動揺する様子を見せ、いざ本人を前にすると目を潤ませていた。
“好きすぎて会うのが怖い”というのは、ファンの心理としてあるあるということもあり、多くの共感を集めている。(フロントロウ編集部)