ホールジーが『サタデー・ナイト・ライブ』に出演
7月に恋人で脚本家のアレヴ・エイディンとの第1子エンダー・リドリー・エイディンを出産したホールジーは、妊娠と出産にまつわる喜びと恐怖というコンセプトを基に制作したアルバム『If I Can't Have Love, I Want Power(イフ・アイ・キャント・ハヴ・ラヴ、アイ・ウォント・パワー)』を8月にリリース。
アルバムのリリースが出産後まもなくということもあり、表立ってプロモーションをしていなかったホールジーだが、先日、アメリカの長寿番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演し、真っ黒のボディスーツを着用して「I Am Not a Woman, I'm a God(アイ・アム・ノット・ア・ウーマン、アイム・ア・ゴッド)」を、そして黒のドレスを着用して「Darling(ダーリン)」をパフォーマンスした。
ホールジーはボディラインがくっきりと見えるボディコンシャスな衣装を着用していたため、完璧に体型は戻ったなどと絶賛されていたが、この体型に関する数々の投稿に違和感があったよう。そして、ホールジーは自身のインスタグラムに出産後の写真を5枚公開した。
ホールジーが語る出産後のリアル
そこには産後のリアルな姿の数々や、ストレッチマークができたお腹の写真が。ホールジーはこの写真を投稿すると「私が何をしても、人々は私の体のことを話題にするので、これを投稿する。人前に出ると混乱してしまうから、文句を言うよりも、何か現実的な話題を提供しようと思って!」と前置きし、長文で気持ちを綴った。
「2日前の夜に『SNL』に出演したんだけど、多くの人が私の見た目について好意的に言ってくれた。それは奇妙な感覚だった」と当時のことを振り返ると「このスライドの最初の写真は、私の赤ちゃんが生まれて数日後のもの。多くの人は、出産後しばらくの間はまだ妊娠しているように見えることを知らない。今も変化し続けていて、私は身を任せている。だから私は今、体を鍛えることに興味がない。疲れているし、愛しい息子と遊ぶのに忙しいから」と語った。
続けてホールジーは「そうは言っても、先日の夜に褒められた体の背景には、オーダーメイドの服を着ていて、何度もテストしたうえで完璧な照明に照らされていた。私が気分よく仕事できるようにね。私は、産後すぐに"素晴らしい"気分や見た目になるべきだという幻想に加担したくない。それは、現在の私の物語ではないから。もし、あなたも親であり、私のやっていることを理解してくれて、私をフォローしてくれているなら、私はあなたの味方であることを分かっていて。私は身体的にどう変化しても「出産前の身体」に戻ることはない。だって子供を産んだんだから!その経験を通して、感情的にも、精神的にも、そして肉体的にも、私は永遠に変化してしまった。その変化は永遠。それに、私は戻りたくない!でも、正直に言うと、私は本当に疲れていて、超人ではないから、(出産・育児は)本当に大変なこと。自分のアートと家族のためにベストを尽くすなかで、リアルでもいようとしている」と、産後の大変さを告白。
『SNL』での姿はオーダーメイドの服やライティングの効果もあってのことだと語ったホールジー。産後のリアルが語られたこの投稿は、出産を経験した人だけでなく、多くの人から支持されている。(フロントロウ編集部)