海外で大注目の美容施術「Morpheus8(モフィウス8)」を知っている? 「モフィウス8」とは、多くのセレブも取り入れる最新のリフトアップ施術で、いま海外で話題沸騰中。一体どんな施術なのか、医師の解説とともにご紹介。(フロントロウ編集部)

メスを入れない美容施術「モフィウス8」が海外でブーム

 日本でも大人気のハイフ(HIFU)をはじめ、顔のたるみやシワにアプローチする美容施術はどんどん進化している。近年SNSで口コミが広まり人気を集めるハイフや糸リフトなどの施術は、“切らないフェイスリフト”とも呼ばれ、メスを使わずにできて従来の美容施術よりも安全性が高いため、取り入れる人が増えている。

画像: メスを入れない美容施術「モフィウス8」が海外でブーム

 そんな“切らないフェイスリフト”の中でも、ここ最近海外で劇的に人気が高まっているのが、「Morpheus8(モフィウス8)」という美容施術。「モフィウス8」とは、ダーマペンなどの施術で使われるマイクロニードル(極細針)技術と、高周波RF(ラジオ波)技術を掛け合わせたもの。

 「モフィウス8」のブームの火付け役となったのが、リアリティスターのキム・カーダシアン。キムは昨年、セレブ御用達の超有名美容外科医であるジェイソン・ダイアモンド医師のもとで「モフィウス8」の施術を受けたことをSNSで明かし、海外で大きな話題に。その後注目度の上昇とともにこの施術を導入するクリニックが増加。今年の2月にはGoogleの検索数が一気に4倍にまで跳ね上がり、「モフィウス8 値段」という検索も昨年にくらべて90%上昇した。

 キムのほかにも多くのセレブが取り入れていて、クロエ・カーダシアン、シェイ・ミッチェル、アレクシス・レン、アンバー・ヴァレッタ、アマンダ・ホールデンなどが「モフィウス8」の施術を受けていると明かしている。

たるみ以外の肌悩みにも一気にアプローチ

 セレブもこぞって取り入れる「モフィウス8」の最大の特徴は、総合的にたくさんの肌悩みにアプローチできること。

 「モフィウス8」は、先端に超極細の針がたくさんついた専用の機械を使い、肌に細かい穴を空けてRFエネルギーと呼ばれる熱を流し込むという施術。ダーマペンのように肌にごくごく小さい穴を空けることで肌の自然治癒力を向上させ、同時に高周波RF(ラジオ波)技術によってコラーゲンの生成を促すことができる。

 これによって期待できる効果について美容外科医のタチアナ・ラパ医師は、「たるみやシワなどのエイジングサインのほか、ニキビ、ニキビ跡、毛穴の目立ち、くすみなども目立ちにくくなる」と米Get the glossで説明。フェイスリフトだけでなく、繰り返すニキビなどの肌悩みの改善も期待できるという。ちなみに「モフィウス8」は顔以外にも、首や二の腕などのボディに取り入れることもできる。

 キムと同じくダイアモンド医師のもとで「モフィウス8」の施術を受けたという有名インスタグラマーのアレクシス・レンは、その効果を絶賛。アレクシスは、「たるみが気になったのがきっかけで、何とかできないかと思って施術を受けてみたら、肌がかなり変わってびっくりした」と米Glamourでコメント。気になっていたたるみのほか、くすみも改善されて肌がトーンアップしたと感じたそう。

画像: たるみ以外の肌悩みにも一気にアプローチ

 美容施術と聞くと気になるのがダウンタイムや痛み。美容外科医のサブリナ・シャーデサイ医師は、「クリームを塗って麻酔を行なってから施術がスタートするから、基本的に痛みは少ない」と説明。ダウンタイムに関しては、施術直後は肌に赤みが出るものの、基本的に1週間程度でおさまると話した。

 海外で話題の美容施術「モフィウス8」。まだまだ日本では知名度が低いものの、日本でも施術が受けられるクリニックが徐々に増えている。(フロントロウ編集部)

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