※この記事には、『ウォーキング・デッド』シーズン7第1話のネタバレが含まれます。
『TWD』過去を振り返る最終章
ついに10月27日より、ディズニープラス内のスターで配信開始となったドラマ『ウォーキング・デッド』シーズン11は、10年以上にわたる歴史に幕を下ろすための最終章。
シーズン10でニーガンが自由の身となったことや、マギーが帰ってきたことで、キャラクターたちの間に緊張感が流れており、シーズン11でも対立は続く。消すことは出来ない暗い過去の影響は最終章に様々な展開を引き起こす。
ニーガンの最も残虐な過去といえば、視聴者からも、はたまた出演者からもやりすぎだったという声が聞かれるグレンの殺害。ドラマでは、ニーガンが投獄された後、とくに子供たちとの関わりのなかで変化が生まれる様子も描かれてきたが、果たして彼に後悔の念は生まれているのだろうか?
ニーガンは過去をどう捉えているのか
ショーランナーのアンジェラ・カンは、ウォーカーが発生した後の世界で救世主のリーダーとして行動していたニーガンの視点から物事を見ると、違った景色が見えることになると、米Comicbookのインタビューで語る。そしてグレンの死について、きっぱりとこんなコメントをした。
「私たちは、『ニーガンはグレンにしたことを後悔しているか?』ということについて話しました。彼は後悔しているかって?私はそうは思いません。彼は、あれが正しい戦略的行動だったと思っていると思います」
もちろん、現実の普通の毎日では殺人は重罪だが、ウォーカーが発生した世界で生き抜こうとする人々の間で起こった戦いは、どう見るべきか。
ニーガンを演じたジェフリー・ディーン・モーガンは過去に、「ニーガンの変化は確実にあったと思ってる。でも、昔のニーガンが消えるとは言えないだろう。あれはいつでも彼の一部になる」と語っていた。
『ウォーキング・デッド』シーズン11のなかでは、ニーガン自身が過去について語るシーンもあり、これこそ最終章に相応しい内容となっている。終わりの始まり。『ウォーキング・デッド』最終章は、ディズニープラスで配信中。
(フロントロウ編集部)